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美容師のキャリアパス

美容師のキャリアパス

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 美容師免許を取得すれば、晴れて美容師を名乗れるようになりますが、美容院に就職してからもさまざまなことを学んでいくことになります。一人前になるまでにはどのようなステップがあるのでしょうか。

1年めは先輩のアシスタントから

 美容師免許を取得したら、多くの場合美容院に就職することになります。チェーン店か個人経営店かによっても違いはありますが、ここではチェーン店を例に説明します。
 まず、就職するとあいさつや接客などのマナー研修が2週間ほどあります。その後、約1年間はアシスタントを務めることになります。このときの業務内容は、シャンプーやブロー、薬剤やタオルの準備、清掃、そしてワインディング(パーマ)やカラーなど、先輩の補助です。一つひとつのステップにテストがあり、合格すると、次の段階に進めるようになっています。

2年め以降、いよいよカットができるように

 すべてのステップで合格すると、いよいよスタイリストに昇格し、はさみを握れるようになります。といっても、最初からすべてのお客さまに施術できるわけではありません。はじめは、髪の長い方や、基本的なスタイルの方から担当します。失敗することが少なく、また、リカバリーしやすい髪型から経験を積んでいくということです。店によっては、スタイリスト、トップスタイリストのように、レベルによって呼び方や料金が変わる場合もあります。
 未熟なうちは、当然担当できるお客さまも少ないので、アシスタント業務を兼ねることもあります。閉店後などの空いた時間には、先輩に教えてもらったり仲間と教えあったりしながら練習し、技術を磨きます。

およそ10年でそれぞれの道へ

 スタイリストとして一人前になると、主任やチーフとして従業員の指導をしたり、シフトなどの管理をしたりといった業務に携わることになります。その後は、店長やマネジャーといった管理職に就く人もいれば、現場でスタイリストとして活躍し続ける人、独立して自分の店をかまえる人などさまざまです。
 自分がどんな道に進みたいかによって、そのときどきの準備も変わってきます。技術を磨くのはもちろん、マネジメントや経営などについても学ぶべき時がくるかもしれません。

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