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農業には、米を主に扱う稲作農家のほか、野菜農家、果物農家、花の栽培や鉢植えを手がける花き農家、スパイスやハーブを扱うハーブ農家などがあります。
どの農家にも共通するのが、作物に適した土作り、種植えや田植え、肥料の撒布や雑草の除去などの日々の手入れ、そして収穫、出荷までの一連の作業です。
ほかに、台風や積雪などの自然災害への対策や、品種改良、無農薬、減農薬、有機栽培などの研究、情報交換などが欠かせません。
土作り
農業の最初の一歩は土作りです。土は、関東地方の関東ローム層のような粘土を多く含んだ重い土から、砂のようにさらさらとした乾燥した軽い土まで地域によってさまざま。土の性質によって育てる作物も変わってきます。まずは育てる作物に適した土作り、肥料入れなどを行います。
田植え・種植え
田んぼや畑の面積によって異なりますが、ある程度の面積がある稲作の場合は、田植え機などを使って苗を植えていきます。野菜や果物、花きの場合も同様に種を植え付けていきます。
日々の手入れ
作物の成長に合わせて肥料を追加したり、雑草を除去したり、病害虫の駆除などをします。田んぼの場合は、水の入れ替えをしたり、またビニールハウスの場合は、温度調整も欠かせません。
収穫
稲穂が実ったら刈り取り、天日に干して乾燥させて脱穀します。野菜や果物の場合は出荷時期を考えて一気に収穫していきます。
出荷
大きさや色ツヤなどを見極めて、袋や箱に入れ出荷する作業も農業の仕事のひとつです。作物によってはさらに加工を施すこともあります。
出荷先は青果市場、農協の市場、直売所などのほかに、最近では道の駅や小売店、レストランへの直売、消費者へ直接販売するなど、売り先も多種多様になっています。
自然災害への対策
自然の中で育てる農作物にとって、自然災害が最大の悩み。台風や豪雨、積雪などに対する対策は常に考えていくことが大切です。
品種改良などの研究
最近増加しているのが、新種の野菜、ハイブリッド野菜と呼ばれるものです。例えば、青汁の材料のひとつとして知られるケールとブロッコリーを掛け合わせた「アレッタ」、みかんとオレンジを掛け合わせた「タンゴール」など。おいしさ、食べやすさ、より栄養価の高いものなどを考えて研究開発していきます。
また、鎌倉野菜や京野菜のように、古くから地域に根づいていたにもかかわらず、減少していた作物を復活させる動きも活発になっています。
ほかに、減農薬、無農薬、有機栽培などの栽培方法も増加しています。
取材協力/農林水産省
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