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フラワーコーディネーターの楽しいことと大変なこと

フラワーコーディネーターの楽しいことと大変なこと

全国のオススメの学校

フラワーコーディネーターは好きな花を扱ったり、お客さまによろこばれると嬉しかったりと、楽しいことも多いです。しかし、その反面大変なこともあります。大変なことも事前に知っておくことで「こんなつもりじゃなかった」ということを防ぐことができます。

好きな花に携われて、お客さまによろこばれることが幸せ

好きな花に携われて、お客さまによろこばれることが幸せ

花植物にかかわっていられることが幸せで、いつも楽しいです。それぞれの植物の色や感触、香りなどを楽しみながら、その個性を生かしてデザインしていくこと、その方法を生徒に伝えたり、会場装花としてディスプレイしたり、写真を撮ったり、お客さまに届けたりする、そういうすべての過程が好きです。植物は季節によって移り変わり、同じ種類でも一つとして同じものはありません。太陽に向かって生長していく生命力を感じながら、生きている有機的なものをデザインするのがフラワーデザインの醍醐味(だいごみ)だと思います。
そして、やはりお客さまによろこばれることが一番うれしいです。生け花は消えてなくなってしまうものだからこそ、人から人への気持ちを伝えるものとして思い出に残るのではないでしょうか。

フラワーデザイン教室では生徒のステップアップが喜び

私のフラワーデザイン教室では趣味の生徒でも、ただ先生の見本通りに真似して作るのではなく、花のデザイン理論を元に学んでいくので、段々に自分で考えてデザインしていくことができるようになります。また、花屋やフラワーデザイン教室の講師などフラワーデザインを仕事としていたり、プロを目指していたりする生徒には、仕事で活躍できるようにステップアップしていけるように心がけています。生徒が活躍している様子を聞くたびにうれしくなります。

生徒が通いやすい環境づくりが必要

スキルを身につけたい生徒には、月に2回以上教室に通っていただくことをオススメしています。そのほうが技術や感覚が身につきやすいからです。
しかし、スケジュールや金銭的に難しい生徒もいるのが現状ですので、生徒が通いやすい環境づくりを努力しています。

それぞれのお店のやり方に従わなければならないときもある

花屋はそれぞれの店によって業務のしかたや専門の仕事内容が異なります。自分がどういったフラワーコーディネーターを目指したいのかをよく考え、働く花屋を見極めるようにしましょう。またフラワーコーディネーターは、街の花屋でも、ブライダルや葬儀専門の花屋でも、立ちっぱなしの時間が長く、見た目と違って体力仕事ですので、食事や睡眠に気をつけ、体力をつけることがとても大切です。

取材協力

CHACO

国家検定フラワー装飾1級技能士、NFD本部講師、花阿彌プロフェッショナルインストラクター。ジャパンフラワーフェスティバル金賞ほか受賞多数。老舗花店、ホテル花店、専門学校講師など多様な現場経験。色彩とデザイン理論に基づいたデザイン、指導に定評がある。セレンディピティ フルール主宰。

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