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ドッグトレーナーに会いに行こう

ドッグトレーナーに会いに行こう

全国のオススメの学校

ドッグトレーナーが身近にいない場合、どこに行けばドッグトレーナーに会うことができるでしょうか。地元の訓練所などを調べることや、JKC(ジャパン・ケネル・クラブ)やJFA(日本フリスビードッグ協会)主催の大会や競技会に見学に行くことなどが挙げられます。詳細を説明しましょう。

地元の訓練所を調べて直接訪ねる

地元には犬の訓練所があるはずなので、まず、ネットで情報を調べてみましょう。訓練所がどこにあるかがわかったら、電話やメールなどで連絡をとってから直接ドッグトレーナーに話を聞きに行くといいでしょう。その場合は、一人のドッグトレーナーに会うのではなく、なるべくたくさんのドッグトレーナーに会うことをおすすめします。ドッグトレーナーにもいろいろな人がいます。例えば、古いトレーニング理論のまま訓練を続けている人がいれば、心理学の面から学問的なことを重視しがちで現場をよく知らない人や、特に理論はもっていなくても実は犬の扱い方がすごくうまいという人もいるのだそうです。ドッグトレーナーの主義や考え方はさまざまで、訓練のしかたにもセオリーがありますから、なるべく大勢の人に会ってそれぞれの話や見識を聞くべきだとあるドッグトレーナーは話します。多くのドッグトレーナーの話を聞いたり、訓練方法を見学したりすると、自分がどんなドッグトレーナーになりたいか、目指す方向性が見えてくるかもしれません。

ドッグショーや競技大会に行ってみる

一般社団法人ジャパン・ケネル・クラブ(以下、JKC)が主催するドッグショー、アジリティー競技会、訓練競技会などがHPに掲載されているので、近くで開催される場合はそこに行ってみるのも一つの方法です。
ドッグショーは、見本となるような純粋犬種をお披露目するもので、最高のコンディションになるように手入れされた犬が出場する品評会です。犬種ごとに定められたスタンダード基準に沿って審査されます。歯並びや骨格、毛質などのルックスだけではなく、実際に多くの人の前で歩かせて動きを確認し、その犬種として一番標準的な犬が最優秀犬に選ばれます。図鑑で見るような珍しい犬もいるので、見てみるとよいでしょう。
アジリティー競技会とはいわゆる犬の障害物競争です。犬と人間が息を合せてハードルなどの障害物を制限時間内にクリアしていきます。ジャンプをしたり、壁を飛び越えたり、トンネルをくぐったり、いろいろな競技を組合わせてコースが設定されています。一度行ってみるとその雰囲気がよくわかることでしょう。犬たちが夢中になって障害物をクリアしていくさまはとてもかわいいので、つい応援したくなるのではないでしょうか。
JKCが主催する大会であれば、ドッグトレーナーもいるはずなので、相手の様子を見て話しかけてみるとよいかもしれません。
また、日本フリスビードッグ協会(以下、JFA)では、1日講習を受けてフリスビーの投げ方を教わればインストラクターになることができます。全国で大会もおこなわれていますので、調べてみてください。
いずれも、見学する場合には、犬に声をかけたり触ったりしてはいけません。トラブルにならないようにマナーをわきまえることが大切です。ルールやモラルを守って見学するように心がけましょう。

取材協力

谷野孝光

『人と犬、両方の幸せを!』をモットーに、飼い主の耳の痛いことを言い続けて20数年。犬との共生社会の実現に向けて、犬数千頭とその飼い主に触れてきたドックトレーナーです。生涯飼育のお手伝いをするべく犬の幼稚園、保育園、美容院、ホテルを営み、社会に貢献することを目指しています。

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