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獣医師に求められる人物は?適性を知る

獣医師に求められる人物は?適性を知る

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獣医師として働くために、「動物が好き」「守りたい」という気持ちは大切です。
動物は言葉が話せないので、動物の微妙な反応や動きをもとに状態や気持ちを読み取らなくてはなりません。そのための洞察力も大切です。また、資格取得後も日々さまざまな病気や治療法、薬に関する幅広い知識を習得する必要があるので、勉強熱心であることも重要と言えるでしょう。さらに、飼い主にわかりやすく診断結果や治療法を伝え、安心感を与えることができるコミュニケーション能力もポイントになります。

動物を守りたいという気持ち

動物の体の仕組みや行動などを理解しなければならないので、動物が好き、興味があるという人でないと務まりません。さらに、常に動物の命を預かるという大きな責任を負う仕事であるため、動物が好きという気持ちだけでなく、尊い命を守りたいという気持ちをもっている人に向いていると言えるでしょう。

洞察力や判断力

動物は自分でどこが痛いかなど話すことができないので、自分の力で情報を集めて症状を推測し、治療に当たっていかなければなりません。時には命を救うために、一刻を争う事態もあるでしょう。動物の表情、微妙な反応や動きなどを見逃さず、的確に判断をして処置をすることが求められます。

向上心をもち、勉強熱心であること

獣医師は、動物の病気、治療法、薬など幅広い知識や高い技術が必要になる仕事です。
まずは獣医系の大学の入学試験はもちろん、大学の6年間、獣医師の国家資格試験などしっかりと勉強をしなければ獣医師になることはできません。さらに、獣医療は常に進歩しており、獣医師になってからも勉強の日々が続きます。そのため、休日を使ってセミナーや学会に参加して自分のスキルをアップさせている獣医師も多くいます。「自分の治療の腕を上げたい」「研究によって新しい薬を開発したい」など、向上心をもって勉強に励むことが大切です。

緻密さ

動物だけでなく、人の命にもかかわる重大な任務を任されている獣医師。
感染症が国内外に流入・流出しないようにぎりぎりのところでくい止める、食卓に並ぶ食品が安全なものかどうかを監視・検査するなど、多くの人の健康や命を守るためにミスは許されない仕事です。そのため、緻密な仕事ぶりが必要不可欠です。

体力

大きな動物とかかわることもあり、体力も必要な仕事です。
動物病院などの勤務では、時には休みなく診察をしなければならなかったり、診察時間後に手術をしたりすることも。常に冷静に適切な判断ができるよう、ハードな勤務にも耐えられる体力が求められます。

コミュニケーション力

獣医師は動物だけでなく、人とのかかわりが大きい仕事です。
動物病院や家畜の診療所などで働く場合、ペットの飼い主や飼育している家畜農家といった“人”とのコミュニケーションは不可欠になります。
「動物の病気は治るのか」など不安を抱える飼い主や家畜農家に診断結果や治療法をわかりやすく伝えて安心感を与えるほか、動物の健康管理指導をすることも大切な仕事です。
また、ペットの死に直面した飼い主への心のケアも考えなければいけません。飼い主の気持ちを察したり、汲み取ったりして心に寄り添う対応が必要です。

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