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ブリーダーの気になる?年収・給料・収入

ブリーダーの気になる?年収・給料・収入

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ブリーダー業を専門に営む会社のほとんどは中小企業です。
厚生労働省が発表した「平成 28 年賃金構造基本統計調査の概況」によると、中企業(従業員数100~999人)従業員の平均月収は32万200円(男性)、24万2300円(女性)。小企業(同10~99人)従業員の平均月収は29万9000円(男性)、21万9100円(女性)でした。
独立開業したブリーダーの場合、生まれた子を販売して得た収入から食事代、医療費、管理費などを含めた飼育費を差し引くと、手元には半分も残らないといわれます。
このため、ブリーダーには販売する動物の子どもの単価を上げる、もしくは飼育頭数を増やすといった経営努力が必要になります。

ブリーダーの会社に勤務

ブリーダーの年収に関する公的なデータはありません。ブリーダー業を営む企業に社員として就職した場合、会社の規模としては中小企業が多くなります。
厚生労働省が発表した「平成 28 年賃金構造基本統計調査の概況」によると、中企業(従業員数100~999人)の従業員の平均月収は32万200円(男性)、24万2300円(女性)。小企業(同10~99人)の従業員の平均月収は29万9000円(男性)、21万9100円(女性)でした。これを年収(月収×12カ月)にすると、中企業は384万2400円(男性)、290万7600円(女性)。小企業では358万8000円(男性)、290万7600円(女性)となります。
実際にはこれにボーナスが加わるため、もう少し多くの年収を得ていると推察されます。企業に勤務した場合、社会保障などの福利厚生がつくなどのメリットもあります。

独立開業したブリーダーの収入

独立開業したブリーダーの年収は、実力次第で大きく変動します。有名なトップブリーダーの中には、多くの年収を得ている人もいるようです。
ここで、10頭の母犬を飼育するブリーダーの推定収入を計算してみましょう。母犬は1回の交配で4~6頭の子犬を産みます。ヒート(発情期)は年2回なので、10×4×2=80で年間80頭以上の子犬が産まれる計算になります。
子犬を1頭10万円でペットショップに卸したと仮定すると、販売価格は800万円です。しかし実際には食事代、医療費、管理費などを含めた飼育費が必要になるため、ブリーダーの手元にはその半分も残らないといわれます。
このため、ブリーダー事業を軌道にのせるには、トップブリーダーとして有名になって子ども1頭あたりの単価を上げる、もしくは親を100頭以上飼育するような、規模を拡大するというのが現実的な考え方といわれています。

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