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トリマーの必要な試験と資格は?

トリマーの必要な試験と資格は?

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トリマーとして働く時に、取得しておかなければならない国家資格などはありませんが、いくつかの民間資格があり、取得しておくと就職に有利に働きます。犬の分野で最もメジャーな民間資格は、血統書の発行などを行う国内の代表的な犬の団体であるジャパンケネルクラブ(JKC)が発行するJKC公認トリマーという資格です。

JKC公認トリマー

一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)による民間資格で、C級・B級・A級・教士・師範の5つのレベルに分かれています。JKC公認トリマー資格取得の学びの場には、指定機関、研修機関、協力機関の3種類のJKC認定の養成機関があります。C級の受験資格は、18歳以上でJKC会員として2年以上の在籍と、JKC公認のトリマー協力機関で決められた課程を修了する、という2つがあります。このどちらかを満たしていれば、JKC公認トリマー試験のC級を受験できます。
JKC在籍2年以上でC級を取得した人は、2年後にB級の受験資格が得られます。トリマー協力機関で学びC級を取得した人は、引き続き1年間協力機関に在籍し、定められた課程を修了すればB級受験の資格が得られます。また、指定機関と研修機関で学ぶならば、所定の課程を修了すれば、B級受験資格が得られます。3種類の養成機関の差は、受験資格を得られる期間の長さと、得られる受験資格の級にあります。
さらにA級はJKC在籍2年以上で、C、B級を取得した人は、B級取得の3年後、一方、トリマー養成機関で学び、C、B級を取得した人は、引き続き2年間養成機関に在籍して定められた課程を修了すれば受験資格が得られます。試験内容は制限時間50分の筆記試験と、制限時間2時間の実技試験です。それぞれが70点以上の得点で合格となります。ちなみに資格得者数の最も多いのはB級で、C級、A級と続きます。直近の合格率は、C級90%、B級95%となっています。知識やスキルが認められた一人前のトリマーとして働くには、B級以上の資格取得が推奨されます。ちなみに教士はトリマー養成機関で教員や講師が務められるレベル、師範は権威あるドッグショーの審査員を務められるレベルなので、一般的なトリマーとして働く分には、教士・師範の資格までは求められません。

JKC公認トリマー以外の民間資格

JKC公認トリマー以外にも、トリマーに関する民間資格があります。厚生労働省認可を受けた愛犬技術者の資格認定を行っているJDA(社団法人全日本愛犬技術者指導協会)が実施しているのが、JDA公認トリマーです。全日本愛犬技術者指導協会が認定する専門学校で学ぶことで資格が取得できます。1級・2級・3級の3段階があり、まずは3級取得から始めて、2級、1級と上がっていきます。その他、養成スクールや専門学校がそれぞれ独自に認定している民間資格もあります。

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