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特別な資格や学歴・経歴がなくても家具職人になることはできますが、まずは専門学校や大学などで家具づくりの基礎を学び、卒業後に家具メーカーや工房に就職するのが一般的です。では、就職して1年目は、どのような仕事をしながら実践的なスキルを身につけていくのでしょうか。
最初の1~2年は修業を積む「見習い期間」
実際の家具制作にはさまざまな工程があり、家具の種類や工程によって求められる技術も難易度も異なります。よって、学校で家具づくりの知識・技術全般を学んだとしても、すぐに家具制作の全工程に携わることはできません。
就職先の会社や工房にもよりますが、通常の場合、最初の1~2年は修業を積む「見習い期間」となります。この時期は、木材運びや材料・道具の準備、工具・機械の手入れ、作業場の掃除などが主な仕事です。
実際の作業は、木材を大まかに機械でカットする単純作業からはじめ、先輩の作業を見ながら、工具の使い方や仕事の段取りを学んでいきます。数ヵ月たって慣れてきたら、先輩をサポートする補助作業や、工具を使った簡単な手作業を少しずつまかせられるようになります。ただし、最終工程となる組み立てや塗装などの仕上げ作業には、まだまだ携わることはできません。
また、見習い期間中は1日の作業終了後、廃材などを使って工具使いの自主練習をすることも大切です。この時期にノミやカンナなどの扱いを体で覚えることで、今後の技術向上にも大きな差がついてくるからです。
家具づくりは理論ではなく、実際に工具を使って、やってみないとわからないことが多いもの。そうした意味で、就職1~2年目は「失敗しながら学ぶ訓練期間」でもあるのです。
職人の育成に力を入れる会社・工房が増えている
ここ近年、少子高齢化などの影響で、サービス業を中心に人手不足が続いていますが、モノづくりの現場でも若手の職人不足が深刻化しています。とくに、建設業界では土木・建築の専門職人が足りず、工期が遅れるなどの支障が生じているといいます。
家具づくりの業界も同様で、職人が育たないと仕事が進まず、納期の遅れや品質低下にもつながりかねません。こうしたことから、最近は多くの会社や工房で職人の育成に力を入れており、先輩たちも積極的に後輩の指導にあたっているようです。
ひと昔前の職人の世界では「仕事の段取りや技術は見て学べ!」といった厳しい風潮がありましたが、今はやる気さえ認めてもらえば、一つひとつの作業を親切・ていねいに教えてくれますし、成果を上げればきちんと評価してくれます。こうして先輩たちも親身になって指導し「早く一人前になってほしい」と願っているのです。
もちろん、本人に向上心がなければ、いくら教えてもらっても成果にはつながりません。ときには、いわれたことができなくて叱られることもあるでしょう。でも、そこであきらめたり、めげたりせずと歯を食いばって頑張ること。どんな世界でもそうですが、一人前のプロになるためには「忍耐」と「努力」あるのみです。
伊藤 洋平
1996年より英国にて家具のデザインと制作を学ぶ。帰国後、2004年に伊藤家具デザイン設立しオリジナル・注文家具のデザインと制作を始める。2010年より本格的な家具デザインと制作技術を学べる「八王子現代家具工芸学校」を開校。ものつくり大学・日本工学院八王子専門学校非常勤講師、八王子市観光PR特使。
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