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自動車整備士の仕事内容

自動車整備士の仕事内容

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車を点検・整備・修理するのが自動車整備士の仕事です。具体的には、車検など定期点検時に行う点検・整備をはじめ、故障車や事故車を含む車の故障箇所の修理を主な業務とします。より専門的には、カーレースのメカニック業務や新車開発などにも携わることができます。特に、レーシングカーのメカニックは、自動車整備士のなかでもあこがれの業務です。
自動車整備には、さまざまな種類があります。

点検が重要

自動車整備士といえば、まず、故障した車を直す仕事が思い浮かびます。もちろんそれも大切な仕事の1つですが、それとともに重要な仕事が点検です。自動車事故を未然に防ぐためにも、故障が起こる前に不具合をみつけ、部品の交換や分解、清掃をすることで、車の安全性と快適性を保つことができます。このため、法律で決められた車検を含む定期点検が重要な職務となっているのです。

点検整備

いわゆる車検(自動車検査登録制度:国土交通省が、国内の自動車を対象に、保安基準に適合しているか確認するため、一定期間ごとに検査を行い、登録する制度)をはじめとする定期点検がこれにあたります。
自動車は、特に不具合やトラブルが発生していなくても、製造後の年数が経ったり走行距離が長くなったりすることで、部品が少しずつ劣化していきます。そのため定期的に点検を行い、ベルトやブレーキの摩耗、オイルの状態などをチェックして、消耗した部品の交換を行います。

緊急整備

突然のトラブル、例えばエンジンがかからなくなったり、衝突事故にあったりして車体が破損してしまった場合など、緊急の故障や事故に対応して車の修理を行います。
車の心臓部であるエンジンや電気系統などは細かく点検します。修理箇所が特定されたら、部品の交換や分解などを行い、車が安全に走れるように修理をします。

電子制御装置整備

近年、急速に普及している自動ブレーキや自動運転(レベル3以上)が可能な自動車に搭載される装置(カメラやレーダーなど)を点検して、不具合などがあれば整備・修理します。電子制御装置整備は、かなり高度な技術を要するため、国から認証を受けた整備工場で行うことになっています。

分解整備

一般的に「オーバーホール」と呼ばれる仕事で、エンジンやミッション(変速機)など自動車の重要な機器を分解し点検して、不具合や故障箇所などがあれば整備・修理します。分解整備は、上記の電子制御装置整備と同様にかなり高度な技術を要するため、国から認証を受けた整備工場で行うことになっています。

損傷した車の修理

交通事故や自損事故などで壊れた部品の交換や、外装の板金・塗装だけでなく、フレームのゆがみをコンピュータで計測し、元の位置まで戻すなど、高度な技術を必要とする修理です。単に見た目を修理するだけでなく車が安全に走行できるようにします。さらに、ほかの部分もひととおりチェックして二次故障を防ぎます。

点検業務

車の安全性と快適性を保つために大切な仕事で、エンジンやミッション、電気系統、ステアリング(操縦機器)、ブレーキ、アクセルなど、あらゆる装置を点検して、摩耗や破損部分があれば交換・修理をして、車の性能を保つ作業を行います。

サービス・エンジニアとして

自動車整備士は、サービス・エンジニアの1つに分類されます。車の持ち主であるお客さまと相対することも多く、点検の結果や不具合の原因などをわかりやすく説明したり、事故を起こさないためのアドバイスをしたりすることもあります。時には依頼者の要望により、カーナビやシートなどのオプションの装備や装飾を行うこともあります。お客さまに快適で安全なカーライフを提供することも大切な仕事になっています。

先進技術に対応

最近の自動車は、自動運行装置を備える自動車や電気自動車など、安全性の向上や環境保全のために多くの電子制御システムが使用されています。このため、自動車の整備にも電子機器であるスキャンツール(外部診断器)など、インターネットを活用した自動車整備のIT化も進んでいます。

人材不足が課題

お客さまの都合に合わせて土・日曜に営業する自動車ディーラーや自動車整備工場もあるため、自動車整備士も週末に業務することがあります。また、急ぎの車の点検整備の場合は、残業することも必要です。そんななか、課題になっているのが自動車整備士の人材不足です。自動車整備士は、日本の車社会の安心・安全を支えるために不可欠な専門職。自動車整備士の人材確保と育成が求められています。

2024年10月更新
取材協力・監修
一般社団法人日本自動車整備振興会連合会
自動車整備事業を営む約9万事業場を主な会員として、都道府県ごと(ただし、北海道は7地区)に組織されている一般社団法人の自動車整備振興会を正会員とし、自動車に関係のある事業を営むものおよびこれらが組織する団体などを特別会員とする、道路運送車両法第95条に基づく全国的な公益団体。
自動車の適正な点検・整備を通じて、車社会の安全確保、公害防止および地球環境の保全、並びに自動車ユーザーの利便の向上を推進するため、自動車の整備に関する設備の改善および技術の向上を促進し、自動車整備事業の健全な運営に資するための事業を行っている。
https://www.jaspa.or.jp/

★自動車整備士について、さらに知りたい方はこちら!
「自動車整備士になろう!」(自動車整備人材確保・育成推進協議会)

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