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自動車整備士の必要な試験と資格は?

自動車整備士の必要な試験と資格は?

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自動車整備士は国家資格で、国家試験は一定の要件(実務経験や所定の自動車整備士養成施設卒業など)を満たして受験資格を得た者に対し、学科試験と実技試験が実施され、合格すれば、自動車整備士に認定されます。なお、養成施設を卒業すると実技試験が免除されるため、学科試験に合格するだけで資格が取得できます。

資格の種類

・一級自動車整備士は自動車の全般的かつ高度な整備ができる、自動車整備士の最高位です。さらにアドバイザーとしての能力や現場の安全管理ができる責任者としての能力が要求され、一級大型自動車整備士、一級小型自動車整備士、一級二輪自動車整備士の3種類に分かれます。
※なお、自動車整備士技能検定制度の一部改正により、2027年1月1日から新制度による検定が開始され、現在の試験区分は変更となります。それに伴い、一級大型自動車整備士、一級小型自動車整備士は「一級自動車整備士(総合)」に、一級二輪自動車整備士は「一級自動車整備士(二輪)」に資格名称が変更となる予定です。詳しくは国土交通省発表の資料(https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001489710.pdf)をご参照ください。

・二級自動車整備士は自動車の一般的な整備をすることができ、二級ガソリン自動車整備士、二級ジーゼル自動車整備士、二級自動車シャシ整備士(シャシは車のボディとエンジンを除くフレームやクラッチ、ハンドルなどの部分)、二級二輪自動車整備士の4種類があります。
※なお、自動車整備士技能検定制度の一部改正により、2027年1月1日から新制度による検定が開始され、現在の試験区分は変更となります。それに伴い、二級ガソリン自動車整備士、二級ジーゼル自動車整備士、二級自動車シャシ整備士は「二級自動車整備士(総合)」に、二級二輪自動車整備士は「二級自動車整備士(二輪)」に資格名称が変更となる予定です。詳しくは国土交通省発表の資料(https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001489710.pdf)をご参照ください。

・三級自動車整備士は指示を受けながら各装置の基本的な整備ができ、三級自動車ガソリン・エンジン整備士、三級自動車ジーゼル・エンジン整備士、三級自動車シャシ整備士、三級二輪自動車整備士の4種類があります。
※なお、自動車整備士技能検定制度の一部改正により、年2027年1月1日から新制度による検定が開始され、現在の試験区分は変更となります。それに伴い、三級自動車ガソリン・エンジン整備士、三級自動車ジーゼル・エンジン整備士、三級自動車シャシ整備士、は「三級自動車整備士(総合)」に、三級二輪自動車整備士は「三級自動車整備士(二輪)」に資格名称が変更となる予定です。詳しくは国土交通省発表の資料(https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001489710.pdf)をご参照ください。

・特殊自動車整備士は特定の分野において専門的な知識と技術をもっていることを示す資格です。自動車タイヤ整備士、自動車電気装置整備士、自動車車体整備士の3種類があります。
※なお、自動車整備士技能検定制度の一部改正により、2027年1月1日から新制度による検定が開始され、現在の試験区分は変更となります。それに伴い、自動車電気装置整備士は「自動車電気・電子制御装置整備士」に、自動車車体整備士は「自動車車体・電子制御装置整備士」に資格名称が変更となる予定です(自動車タイヤ整備士は、新制度でも資格名称は「自動車タイヤ整備士」となります)。詳しくは国土交通省発表の資料(https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001489710.pdf)をご参照ください。

資格にはこれらの種類がありますが、仕事の現場では、二級の資格まで取得できれば、自動車整備士としての実務はこなせるといわれています。

受験資格(実務経験なしの場合)

国土交通大臣に指定された自動車整備士養成施設(2年制の自動車専門学校や自動車短期大学など)か、国土交通大臣が定める自動車に関する学科をもつ大学で所定の課程を修了すると、自動車整備士技能検定試験二級の受験資格を得ることができます。実務経験なしで受験資格が得られ、さらには技能検定の実技試験が免除になります。4年制の専門学校では2年次修了時に二級自動車整備士の資格を取得し、4年次には一級自動車整備士の受験資格が得られます。また、自動車短期大学で2年間学んで二級自動車整備士の資格を取得し、さらに専攻科(2年制)へ進学して所定の課程を修了することにより、一級の受験資格を得るというルートもあります(いずれも実技試験免除)。
また、工業高校の自動車科で学んだ人は、所定の課程を修了すると、卒業と同時に三級自動車整備士の受験資格が与えられます。

受験資格(実務経験を経る場合)

自動車整備工場などで働きながら実務経験を積むことで、自動車整備士技能検定試験の受験資格を得ることもできます。例えば、高校普通科を卒業後、1年以上の実務経験を積むと三級自動車整備士の受験資格が得られます(機械・電子・電気に関する学科を卒業していれば6カ月以上の実務経験で受験資格が得られます)。この場合、さらに各都道府県自動車整備振興会の技術講習を受けることで、三級の実技試験が免除されます。また、三級自動車整備士は、三級の資格取得から3年以上の実務経験を積めば、二級自動車整備士を受験でき(※)、二級自動車整備士は、二級の資格取得から3年以上の実務経験を経ることで、一級自動車整備士の受験資格を得ることができます。(※)二級自動車シャシ整備士の場合は、三級の資格取得から2年以上の実務経験を積めば受験資格が得られます。
※なお、自動車整備士技能検定制度の一部改正により、2027年1月1日から新制度による検定が開始され、現在の試験区分は変更となります。それに伴い、二級ガソリン自動車整備士、二級ジーゼル自動車整備士、二級自動車シャシ整備士は「二級自動車整備士(総合)」に、二級二輪自動車整備士は「二級自動車整備士(二輪)」に資格名称が変更となる予定です。詳しくは国土交通省発表の資料(https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001489710.pdf)をご参照ください。

特殊整備士

特殊整備士は自動車整備士のなかでもさらに細分化された専門資格で、車体、電気装置、タイヤのそれぞれに資格が設けられています。受験資格を得るには、大きく2つの方法があります。1つめは、実務経験なしで得る方法です。特定の自動車整備専門学校(国土交通大臣に指定された一種養成施設)や、認定された短期大学の技能検定に係る課程を卒業することで得られ、実技試験も免除になります。
2つめは、実務経験を積んで得る方法です。高校普通科や一般大学などを卒業した人は、2年以上の実務経験を積めば受験資格が得られます。大学、高専の機械・電子・電気に関する学科を卒業している場合は、1年6カ月以上の実務経験で受験資格が得られます。

・自動車車体整備士
車の外観やフレームなどのボディ部分を扱うための専門的な知識・技能をもつことを証明する資格。資格取得者の主な仕事内容は、事故などで生じた損傷の修復で、事故で傷ついたボディをどのように修理するかを判断して作業します。特に板金工場では最も重要な資格で、取得しておくと整備工場に就職する際にも有利だといえます。

・自動車電気装置整備士
自動車の電気装置の点検、修理などを行うための専門的な知識と技能をもつことを証明する資格。現在は、ハイブリッド車や電気自動車も増え、先進安全自動車(ASV)など、複雑な電気装置を採用した車が登場しており、今後も資格取得者の需要はますます高まっていくでしょう。

・自動車タイヤ整備士
車のタイヤの点検や整備、修理などに関する専門的な知識と技能をもつことを証明する資格。タイヤは車の安全走行のために大切なものですが、タイヤの寿命や交換時期などについて、一般の人ではわかりません。また、スタッドレスなどの季節ごとに登場するタイヤも買い替え時期はわかりづらいものですので、そういったこともお客さまにアドバイスするのが、資格取得者の仕事になります。タイヤ販売をするカーショップなどでも重要な資格です。
※なお、自動車整備士技能検定制度の一部改正により、2027年1月1日から新制度による検定が開始され、現在の試験区分は変更となります。それに伴い、自動車車体整備士は「自動車車体・電子制御装置整備士」に、自動車電気装置整備士は「自動車電気・電子制御装置整備士」に資格名称が変更となる予定です(自動車タイヤ整備士は、新制度でも資格名称は「自動車タイヤ整備士」となります)。詳しくは国土交通省発表の資料(https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001489710.pdf)をご参照ください。

2024年10月更新
出典

『自動車整備士になるには』(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk9_000011.html

取材協力・監修
一般社団法人日本自動車整備振興会連合会
自動車整備事業を営む約9万事業場を主な会員として、都道府県ごと(ただし、北海道は7地区)に組織されている一般社団法人の自動車整備振興会を正会員とし、自動車に関係のある事業を営むものおよびこれらが組織する団体などを特別会員とする、道路運送車両法第95条に基づく全国的な公益団体。
自動車の適正な点検・整備を通じて、車社会の安全確保、公害防止および地球環境の保全、並びに自動車ユーザーの利便の向上を推進するため、自動車の整備に関する設備の改善および技術の向上を促進し、自動車整備事業の健全な運営に資するための事業を行っている。
https://www.jaspa.or.jp/

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