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プログラマーになるために今から役立つ経験

プログラマーになるために今から役立つ経験

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プログラマーになりたいと思ったとき、学生時代にどのような勉強や経験をしておくといいのでしょうか。プログラマーが活躍できる分野は、Webやゲーム、AI関連といくつかあり、それぞれ必要とされる能力は違いますが、共通して役立つこともあります。高校生のときから取り組めることも併せて紹介します。

とにかく数学はやっておいたほうがいい

AIやビッグデータなどの、より専門的な領域に進みたいと考えているのであれば、数学は必須です。Web系のプログラムなどは直接的な影響は少ないですが、AIやビッグデータという領域は数学を知っていないと対処できない領域のようです。
数学に高校時代から慣れておかないと後々、大変になるそうなので、これからの時代のことも考えて対策しておくほうが良さそうです。
数学以外では、国語や倫理にも注目しておくといいかもしれません。
プログラマーにとってプログラムは読み物のようなもので、同じプログラミング言語を理解している人たち同士ならスラスラ読めますが、書き方がおかしいと読みづらいのは一般的な文章と同じです。国語を通じて、文章を理解させる力や体裁を整える力を養っておくといいでしょう。
また、倫理は「プログラムをどう書くと相手が読みやすいのか」といった、相手のことを思いやる考え方をもつことに影響します。チームとして動くことが多いプログラマーにとって、この考え方は重要です。
プログラマー業界は技術貢献するコミュニティーが多く、オープンソースでプログラムを提供して、みんなで作り上げるといった助け合い精神にあふれているそうです。国語も倫理も直接的に役立つというよりは、根本にある考え方が役立ってくるようです。

学校行事に積極的に参加したり接客業で人慣れしたりしておくことも必要

規模の大小を問わず、プログラムを必要とするほとんどのサービスや製品は1人で作ることができません。また、技術のキャッチアップのために勉強会に参加することもあるなど、世間のイメージとは異なり、プログラマーも意外に人に会う機会が多いものです。
勉強会には面識がない人も多くいて、終わった後の懇親会で話すことによって、自社以外の技術について知るチャンスが生まれます。人とあまり話したくないからプログラマーになった人もいるそうですが、ある程度コミュニケーションが取れないと、プログラマーとして伸び悩んでしまう場合もあるようです。
そういう意味では、例えば文化祭で人前に立ってみるとか、話を聞いたプログラマーのように、接客のアルバイトで人に慣れておくのもいいかもしれません。
また、自分が書いたプログラムを見せて意見をもらう「コードレビュー文化」というのが大半の会社にあるのですが、指摘するということは少なからず相手を否定する要素も出てきますので、伝え方一つで相手を嫌な気持ちにさせてしまう可能性もあります。
相手のことを気づかって、自分がされて嫌なことは相手にしないようにするなど、プログラマーは意外にコミュニケーション能力が欠かせません。高校時代から友人とSNSやメールでやり取りするときに意識しておくと、将来役に立つ場面が出てくるかもしれません。

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