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インフラエンジニア

現代社会に欠かせないITインフラの設計・開発・運用・保守を行う
サーバーやネットワークなど、情報システムの基盤となるITインフラストラクチャー(以下、ITインフラ)の設計、構築、運用、保守を行うのがインフラエンジニア。ITインフラは、ウェブサイトやアプリの表示、動作に必須の環境で、現代社会に欠かせないもの。この重要な部分を担うインフラエンジニアは資格が必要な職業ではないが、大学や専門学校でITに関する知識・技術を身につけることで、希望の会社に就職できる可能性が高まるだろう。
インフラエンジニア
全国のオススメの学校
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今回話をしてくれたのは

PROFILE

一般社団法人 高度ITアーキテクト育成協議会(AITAC)

IoT時代のITインフラを支える「アーキテクト人材」の育成を目的に、2017年7月に設立。ITインフラに関する技術習得のため、育成カリキュラムの策定、産官学と連携した教育訓練の場の整備などを行い、国内外の学生・社会人に向けた実践レベルのスキルの提供を進めている。大学と提携し、学内の単位として認定されるIT人材育成セミナーや講義なども行っている。

インフラエンジニアの学校の選び方

POINT
資格取得が必須ではないインフラエンジニアですが、ITの専門的な知識や技術を習得したり、IT関連の資格を取得したりすることで、就職につながりやすくなるといえます。独学でも勉強できる分野ではありますが、IT分野に精通した教員や設備がそろっている大学・専門学校で学ぶことで、正確な知識や技術に触れられることに加え、習得のスピードが上がります。

インフラエンジニアに求められる人物は?適性を知る

POINT
インフラエンジニアはコンピュータを扱う仕事なので、物事を理論的に考えられる力が必要になります。IT分野に対する興味や関心も大切な要素です。興味のあることは積極的に学ぶことができるため、知識や技術を習得することが得意という強みにつながります。IT業界は日に日に技術が進歩していくため、好奇心をもって新しいものにチャレンジできる姿勢も重要になってくるでしょう。また、一般的にITインフラの開発や運用はチームで行うため、コミュニケーション能力があるとスムーズに業務を進められます。

インフラエンジニアの必要な試験と資格は?

POINT
インフラエンジニアに必須となる資格はなく、世の中で活躍しているインフラエンジニアが、必ず資格をもっているとも限りません。しかし、学生のうちからインフラエンジニアを目指しているのであれば、資格を取得することで、希望の会社への就職、希望の職種での採用が実現しやすくなるといえます。知識や技術があることを証明できることに加え、エンジニアとしてシステムの開発に携わりたいという思いも伝わりやすくなるからです。ただ、IT関連の資格であればなんでもいいわけではありません。知識に加えて、技能を証明するものの取得を目指しましょう。

インフラエンジニアを目指せる学校の学費(初年度納入金)

POINT
大学・短大
初年度納入金
38万円
 ~ 182万 1000円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
専門学校
初年度納入金
105万円
 ~ 142万円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
※ 
記載されている金額は、入学した年に支払う学費(初年度納入金)です。また、その学費(初年度納入金)情報はスタディサプリ進路に掲載されている学費(初年度納入金)を元にしております。卒業までの総額は各学校の公式ホームページをご覧ください。
インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアは、ITインフラの設計、開発、運用、保守を担当する仕事ですが、基本的にはそれぞれの業務をチームで分担していくことになります。設計を行うには開発や運用の知識、技術が必要になるため、経験が豊富な人が担当することが多いでしょう。インフラエンジニアとして働き始めたばかりの時期は、運用や保守を任されたり、それぞれの業務の細かな部分を担当したりするケースが多いといえます。例外として、スタートアップや中小企業では、すべての業務を1人または少数のインフラエンジニアが担当することもあります。

インフラエンジニアの気になる?年収・給料・収入

POINT
厚生労働省が運営している「職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag」を参照すると、システムエンジニア(基盤システム)の平均年収は660万4000円 。高度ITアーキテクト育成協議会によると、日本の大手企業にインフラエンジニアとして勤めた場合、この平均年収と同程度の収入が見込めるとのこと。ただし、勤務先によっては平均年収を大きく上回ることもあり得るようです。

インフラエンジニアの就職先・活躍できる場所は?

POINT
インフラエンジニアとして採用されるというよりは、就職してからインフラエンジニアの部門に配属されるという形が一般的なので、基本的にはITインフラを扱っている会社に就職することになります。最近は、さまざまな業界でDX(デジタルトランスフォーメーション/デジタル技術を用いて製品やビジネスモデルを変革すること)が進められているため、IT系の会社以外でもインフラエンジニアを求めていることがあります。ただ、電機・電子部品メーカーやWebサービス会社、システム開発を行うSIer(エスアイヤー)など、ITに直結している会社に就職することで、インフラエンジニアにとして配属される確率が高まり、知識や技術も身につけやすくなるでしょう。
  • ソフトウエアメーカー

インフラエンジニアのズバリ!将来性は?

POINT
現代社会では、インターネットを介したサービスは必要不可欠なものになっています。ビジネスにおいても、国内外でIT化やDXが進み続けている状況のなか、インフラエンジニアはなくてはならない存在になっているといえます。IT業界以外でもDXの波が起こっている今、ますます求められる存在になっていくでしょう。日本だけでなく海外でも活躍できる仕事なので、知識や技術を身につけることでキャリアの可能性が広がっていくといえます。

インフラエンジニアの先輩・内定者に聞いてみよう

サーバーエンジニアとして働く與那國 優斗さん
野球のモバイルゲームのサーバを担当、お客様からの反応にやりがいを感じています
国際電子ビジネス専門学校
ITエンジニア科 ゲームプログラムコース 3年制課程

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