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プログラマーの20年後、30年後はどうなる?

プログラマーの20年後、30年後はどうなる?

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プログラマーは文字どおり、プログラミングにかかわる仕事をする職種です。そのため、AI(人工知能)との距離感は近いところにありますが、AIの発達によって、プログラマーの未来はどうなっていくのでしょうか。すさまじいスピードで進化していく業界で生きる、プラグラマーの今後について考えてみます。

これから先はより専門性が求められる時代に

話を聞いたプログラマーによると、この先どうなるかはわかりませんが、特にWeb周辺のサービスにおいては、現在すでに大枠ができ上がっているものが多いと言います。
以前は、新たなものを構築する際、機能をゼロから作る必要があったものが、今ではすでにサービスとして8割ほどでき上がったものが提供されていることがあります。そのため、残り2割を開発すればいいケースが増えてきているそうです。
今後は、全体への理解はもちろん、より専門性に特化した部分について知識が豊富な人だけが作ることができる範囲が、より拡大していく可能性が高いと言えそう。プログラマーも、独特な技術や知識を習得しておく必要があり、求められるスキルがさらに高まっていくのではと予想されます。
今は過渡期のような状態だと言えますので、プログラムやビジネスに対して、ある程度の理解さえあればプログラムを書けるケースは多いです。ただ今後もAIが進歩していくと、そういった基礎的な部分はAIで代行できる可能性は高く、プログラマーはより深い知識を必要とする作業を求められるようになるのではないでしょうか。

どのようにしてかかわっていくのかがより重要に

AIには、コンピュータが自発的に考えるものと、機械学習とよばれるデータを与えて推測することで覚えていくしくみの、大きく分けて2種類のタイプがあります。どちらのAIも、基本的にはプログラムでできているものなので、その領域のプログラマーは今以上に必要性が高まると言えそうです。
現役のプログラマーの話によれば、プログラマーとしてAIとどうかかわっていくかを考えておく必要があり、AI自体を開発する領域に入るのか、AIを使ったサービスを利用して何かを開発するような領域なのか、2パターンの考え方に分かれてくると推測できるようです。
例えば、ビッグデータに関連する職種に就くのも一つの手段ですし、Googleの「テンソル フロー」やIBMの「ワトソン」などの機械学習を活用したサービスを考案するという方法論もありです。
プログラマーやエンジニアとよばれる人たちは、コードを書いて依頼されたものを作るだけではなく、AIの発達に合わせて、AIそのものを作ることができるのか、AIを組み合わせたアイデアを出せるのかといった「プログラマーとして何が作れるのか」が重要になってくるのではないかと、現役のプログラマーは将来像を予想しています。

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