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ファッションコーディネーターの必要な試験と資格は?

ファッションコーディネーターの必要な試験と資格は?

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ファッションコーディネーターはさまざまなところで活躍する職種であり、仕事の幅が広いことも特徴です。必要な試験や資格は特にありませんが、ファッションコーディネーターにつながる主な資格は「カラーコーディネーター検定試験(R)」や「ファッションビジネス能力検定」「色彩検定」があるほか、「ファッション販売能力検定」などもあります。

カラーコーディネーター検定試験(R)

東京商工会議所検定センターが認定する試験。どの級からでも受験可能で、併願受験も可能。
主な受験資格:誰でも可。学歴、年齢、性別、国籍による制限なし。
試験内容:
・1級:色に関する知識と応用力が問われる。「ファッション色彩」「商品色彩」「環境色彩」の3つの分野のうち一つを選択。マークシート方式および論述問題。制限時間は2時間30分。100点満点のうち70点以上で合格。
・2級:色に関する基本的な知識が問われ、3級より実践的な問題。マークシート方式。制限時間は2時間。100点満点のうち70点以上で合格。
・3級:色に関する基本的な知識が問われる。マークシート方式。制限時間は2時間。100点満点のうち70点以上で合格。
合格率:1級⇒25.3%、2級⇒44.5%、3級⇒60.2%

ファッションビジネス能力検定

一般社団法人 日本ファッション教育振興協会が認定する民間の資格。
主な受験資格:なし。
試験内容:
・1級:筆記試験 記述式および選択式。「マーケティング戦略」「マーチャンダイジング戦略」「流通戦略」「マネジメント知識」「ファッションビジネス知識」の5科目で、制限時間はそれぞれ60分。各科目60%の得点を目安に合格し、5科目の合格で1級合格。
・2級と3級:マークシート方式。「ファッションビジネス知識」「ファッション造形知識」の2科目で、制限時間は2時間50分。「ファッションビジネス知識」は60%、「ファッション造形知識」は70%の得点を目安に合格。
合格率:1級⇒約20%、2級⇒約50%、3級⇒約70%

色彩検定

公益社団法人 色彩検定協会が主催する検定試験。
主な受験資格:なし
試験内容:
・1級:1次試験はマークシート方式(一部記述式)、2次試験は記述式(一部実技)。制限時間はそれぞれ90分ずつ。プロフェッショナル向け。
・2級:マークシート方式(一部記述式)。制限時間は80分。実務に応用したい人向け。
・3級:マークシート方式。制限時間は70分。初めて色を学ぶ人向け。
・UC級:マークシート方式(一部記述式)。制限時間は60分。誰もが見やすい色のユニバーサルデザイン。(2018年12月新設)
合格率::1級⇒35.6%、2級⇒64.9%、3級⇒73.6%(いずれも2017年度)。

取材協力

都外川 八恵

スタイリング&カラーコンサルタント。COCOLOR代表。 企業向けカラーコンサルや研修はもちろんのこと、「十人十色」の個性を見極め「なりたい」を目指すスタイリングが得意。似合う色だけではなく、似合う質感・柄・形で、ロジカルなメソッドを確立。著書9冊、各種メディアからも取材実績多数。

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