全国のオススメの学校
-
新潟産業大学経済経営学科私たちの生活に関わる「経済」を学び、社会で通用する力を身につけよう!私立大学/新潟
-
滋賀県立大学人間文化学部公立大学/滋賀
-
城西国際大学国際文化コースグローバル教育を推進する7学部の総合大学私立大学/千葉・東京
-
岡山理科大学教育学部個性的な研究と充実の教育環境で学び、国内外の第一線で活躍できる人材をめざす!私立大学/岡山・愛媛
-
名古屋芸術大学美術領域芸術の高度な専門教育と分野を越えた幅広い学びで、社会に自分だけの「道」を作る私立大学/愛知
学芸員として働いていく中で、楽しいと感じたり、大変だと思うのはどのようなときでしょうか。ある学芸員によると、資料の収集や作品の管理といった専門的な業務以外にも、館のスタッフとしてやるべきこともあり、なかなか忙しい面もあるようです。美術館で働く学芸員の体験談をもとに紹介していきます。
美術品を収めておく収蔵庫で作業することが醍醐味
学芸員になったと実感するのは、作品の調査や展示で作品に実際に触れるときです。美術館がもっている作品を集めておく収蔵庫と呼ばれる倉庫があって、そこに入っている作品を管理することは学芸員の醍醐味の一つです。
基本的に学芸員は、研究したり資料を集めたり新しいことを知るのが好きな人がなる職業というイメージなので、おもしろい情報をみつけたり、良い作品に出会ったり、展覧会のアイデアを練るところはすごく楽しいそうです。
たまには「どうしてこんな仕事をしているのだろう…」と思う瞬間もあったりはするそうですが、それはどのような職種でも同じでしょう。ある学芸員によると、多くの学芸員は楽しい部分があるから続けているという人がほとんどだといいます。
また、来館者やイベント参加者などからもらう言葉は、日常の業務を行っていく中でとても励みになっているそうです。
例えば、解説会に参加した方が自分のことを覚えていてくれて、次に顔を合わせたときに「あなたの前回の解説会がすごく良かった」と声をかけてくれたり、アンケートなどで「今回の企画がとても良かった」と書いてあるのを見たりすると、頑張って良かったと感じ、仕事に励む助けになるそうです。
思っていた以上のマルチタスクぶりが大変
学芸員は専門職とはいえ、美術館などに勤務している場合、専門業務以外にも施設スタッフとしてやるべき仕事があって、マルチタスクな部分があるのは少し大変に感じるときもあるようです。
博物館法では、学芸員を置く理由として作品の収集と保存と展示、つまり、集めて確実に次世代に残し、公に見せて還元していくということが定められているのですが、それ以外の業務がどの館もとても多くて、その両立が意外に難しい部分が多いのが実情です。
また、展覧会の準備をする際、展示したいと思った作品があっても、すでにほかの館に借りられていたりして使えないなどのケースには、少し残念な気分になってしまうといいます。
どのような職種でも仕事をスムーズに進めていくためには、どうしてもやらなければいけない作業が発生します。それは学芸員という専門職でも違いはありませんが、効率化を図るなどして、より専門性の高い業務に集中できる環境作りが今後はいっそう重要になってくるようです。
学芸員になるには?
学芸員の仕事について調べよう!
学芸員の仕事についてもっと詳しく調べてみよう!
学芸員の先輩・内定者に聞いてみよう
文学部 歴史学科
文学部 国史学科
学芸員を育てる先生に聞いてみよう
美術学部美術学科総合造形専攻
文学部
文学部
学芸員を目指す学生に聞いてみよう
文学部 文化財学科
文学部 歴史文化学科
文学部人文学科歴史文化専攻