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画家の仕事内容

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美術は、大きくデザイン系とファインアート系の2つのカテゴリーに分けられます。デザイン系は、製品のデザインやパッケージのグラフィックデザインなど、主に商業美術のカテゴリーを指し、ファインアート系とは、油絵や彫刻、日本画などの純粋芸術のカテゴリーを指します。画家は後者のファインアート系の分野で活躍する人を指し、分野は、油絵、水彩画、日本画、CGアートなど、技法によって種類はさまざまに分かれます。
画家は自分が表現したいこと、コンセプトに従って作品を描き、人々の心を魅了し、また時には、社会にも何かしらのメッセージを投げかけることができる職業です。

画廊や画商と契約して自身の絵を売る

美術大学などを出て、メジャーなコンクールなどで受賞経験を積んでいくと、画廊や画商に注目されるようになります。特定の画廊や画商と契約を結ぶことで、画廊はもちろん、大手デパートの美術サロンなどで自身の作品を展示・販売してもらうことができます。

美術館に作品が所蔵され、多くの人々に鑑賞してもらう

画家としての知名度が上がってくると、日本全国にある美術館の学芸員の目に留まり、美術館に所蔵してもらうこともできます。一般的に、まずは自分の出身地である県や市の美術館に所蔵されるというケースが多いようです。

自分の力で地道に絵を売る

有名な画廊や画商に認められなくても、自分が表現したいことを自由に描き、個人で地道に作品を売る人もいます。路上やフリーマーケットで売ることもあれば、オークションなどで、作品を売る、または最近ではWEBで自身の作品を売る画家もいます。しかし、どうしても画家の知名度が優先される風潮が強いので、個人の力で絵を不特定多数の人々に売る機会には、あまり恵まれていないのが現状です。

取材協力/小平市「清野美術教室」講師 清野浩二氏
https://www.atelier-seino.com/

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