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イラストレーターになるために今から役立つ経験

イラストレーターになるために今から役立つ経験

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イラストレーターになるために役立つ勉強にはどんなものがあるのでしょうか。高校生のときに経験しておくとよいことも合わせて見ていきましょう。

デッサンは仕事を得るときにも役に立つ

イラストレーターになるために、やっておいて損はないのがデッサンです。
ただし、デッサンをやっていないイラストレーターもたくさん活躍しているため、制作に絶対必要かどうかは賛否両論があります。
しかし、実際にイラストを描くときに役に立つだけでなく、就職活動や、フリーランスになって仕事を取りに行くときにも、相手から信頼されやすくなるということはいえるでしょう。
就活でイラストレーターの職種を希望する場合、企業から必ず「デッサンを見せてください」と求められます。そのとき、デッサンを見せることができれば、ポートフォリオ(作品集)の中にキャラクターやヘタウマ系のイラストがあったとしても、「この人はちゃんと絵が描けるんだ」と相手を説得しやすいのです。
これはフリーランスになり、クライアントから仕事を得ようとするときも同様です。
ほかにもデッサンの効用として、イラストレーターに必要な観察力を鍛えられることもあります。
例えばひとつの物体を数時間見続けることは難しいですが、それを当たり前にやるのがデッサンです。「この形は何でこの形なんだろう」と考えたり、0.1mmのパースの狂いにこだわったりすることの積み重ねが、画力に反映されていくのです。

感動体験の積み重ねがイラストにつながる

また、「高校生のうちに、映画や演劇、ミュージカルを見る、博物館や美術館に行くなど、感性を刺激するようなことをたくさん経験しておくとよい」というアドバイスもありました。
自分が感動したことや頑張ったことであれば、スポーツでも恋愛でも、アルバイトでも、ジャンルは何でもかまいません。言葉ではうまく伝えられないイメージを伝えるのがイラストレーターの仕事です。そのとき心を大きく揺さぶられた経験が、後にイラストに反映されていきますし、イラストを描くモチベーションになります。
ですから、高校生のうちから、たくさん行動して、たくさん感動しておくのがおすすめです。
そのほか、自分のまわりにある広告やイラスト、パッケージ、ウェブサイトで気に入ったものやカッコいいなと思うものの写真を撮り、たくさん集めておくことも役に立つそうです。
自分が好きになったものは、案外同じ人が作っていたりします。すると自分がこのイラストレーター、デザイナーのファンなんだと気づいたり、「この作品のどこが好きなんだろう?」と考えたりするきっかけになります。
このように自分の好みの傾向を知っておくと、イラストレーターになっていざ何か描かなければいけないときに、お気に入りフォルダを見れば
「こういうのが好きだったんだ!」
と思い出して、ものづくりがしやすくなるといいます。

2025年2月更新

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