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イラストレーターの必要な試験と資格は?

イラストレーターの必要な試験と資格は?

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イラストレーターとして働くのに、特別求められる資格はありません。資格や試験などにかかわりなく、絵を描く能力やセンスがあれば、イラストレーターになることができます。
とはいえ、イラストレーターの仕事に関連した民間の資格・試験がいくつかあります。スキルアップのために、資格取得を目指して勉強をしたり、技術を磨くことは、決して無駄にはなりません。

有利になる資格は?

イラストレーターにとって、資格の重要性は低いといえます。しかし、コンピュータソフトに関する能力を認定してくれる試験・資格は、デザイン業界に就職するときや仕事の契約をするときに、多少なりとも有利になるといわれています。

Illustrator®クリエイター能力認定試験

デザインや編集などに広く使用され、コンピュータでイラストを描く必須アイテムとなっている画像編集ソフトAdobeのIllustrator®の技術を認定する試験です。ソフトウエア活用能力認定委員会が主催・認定する民間資格です。
知識試験と実技試験によって、Illustrator®を駆使した描画作成、文字入力、着色などのさまざまな機能を効果的に実務に生かすための能力を測定します。制作現場での具体的な職務区分を想定して、「スタンダード」と「エキスパート」の2階級でスキル測定を行い、「スタンダード」はオペレーターやアシスタントのレベル、「エキスパート」はデザイナーやクリエイターのレベルが想定されています。2023年度の平均合格率は70.2%(サーティファイ調べ)です。受験資格は学歴、年齢などに関係なく、誰でも受験できます。

Photoshop®クリエイター能力認定試験

写真の補正やデザイン、イラストなどさまざまな用途に活用されている画像編集ソフトAdobeのPhotoshop®の技術を認定する試験です。上記と同様、「スタンダード」と「エキスパート」があり、2023年度の平均合格率は65.0%(サーティファイ調べ)です。受験資格は特になく、誰でも受験可能です。

アドビ認定プロフェッショナル

Adobe(アドビ)社が自社のソフトウエア製品(Illustrator®やPhotoshop®など)に関して専門的な知識と技能をもつことを証明する国際的な資格制度です。試験科目はアプリケーションごとに独立しており、資格は科目ごとに認定されます。

CGクリエイター検定

CG画像で表現するデザイナーやクリエイターのための検定です。CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)が主催します。主に映画やアニメーション、CM、ゲーム制作などに活用され、CGディレクターやCGアニメーター、CGデザイナー、ゲームクリエイター、グラフィックデザイナーを対象として、CG映像の制作において、映像表現技術やCG理論の知識、CGソフトウエアを効果的に用いる能力が試されます。「ベーシック」と「エキスパート」があります。

色彩検定®など

①色彩検定®:「感性」によるものと見られがちな「色に関する知識や技能」を理論的、系統的に学ぶことで、「理論に裏付けられた色彩の実践的活用能力」を身につけることを目的とした資格です。生涯学習の一環として文部科学省が後援し、公益社団法人の色彩検定協会が主催・認定しています。受験資格は特になく、受験生は子どもから主婦やお年寄りまで幅広いですが、高校、短大、大学、専門学校の学生が中心で、近年では、いわゆるデザイナーとよばれる人から、販売、企画、事務といった一般的な職種の人まで、社会人に幅広く受け入れられています。資格は1級から3級までとUC級があります。
②カラーコーディネーター検定試験®:色彩検定同様、「色」の知識を問う検定試験です。こちらは、東京商工会議所が主体で、学術的・工業的な分野に強い印象で、「スタンダードクラス」と「アドバンスクラス」があります。アドバイスクラスはより専門性が高い資格になっています。

2025年2月更新

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