シンガーソングライターの志望動機を教えて！【スタディサプリ進路】

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シンガーソングライターを志す人の多くが「音楽が好き」「歌うことが好き」という思いを出発点にしているのではないでしょうか。うれしいことも、悲しいことも、日々経験するできごとや感情すべてが、音楽を作るうえでは大切な糧になります。まずは好きな音楽をたくさん聴き、曲を作ってみましょう。演奏を周りの人に聞いてもらったり、文化祭などのイベントで演奏したりすることも、１つのきっかけになるかもしれません。

どのようなときも音楽を好きでいることが「才能」になる

音楽が好きという人の多くが、音楽を聞いて元気が出たり、勇気づけられたりした経験をもっているのではないでしょうか。大好きな音楽で、自分も誰かを元気づけたいという思いから、シンガーソングライターを目指す人も少なくありません。シンガーソングライターの藤巻亮太さんに話を聞きました。
「私の場合は、シンガーソングライターになりたくて音楽を始めたというよりも、音楽が大好きだから、気づいたら曲を作って演奏していたし、続けてきたという感じです。もともと音楽の才能があるかどうかということよりも、周囲の反応や、うまくいくかどうかにかかわりなく、ずっと音楽を好きでいることそのものが、才能なのではないかと思います」

今、できることを全力で精いっぱいやる

夢をかなえるために、まずは自分の好きなことを、伸び伸びと思い切りやってみることも大切です。藤巻亮太さんの言葉をご紹介します。
「中学生、高校生くらいになると、誰でも一度は『生きているって不思議だなあ』とか『なぜ生きているんだろう』と思ったことがあるのではないでしょうか。スマホで検索すると、答えのようなものがたくさん出て来るかもしれませんが、大切なのは答えよりも、『問い』をもち続けていくことです。大人になってもそんな純粋な問いをもち続けることが、その人なりの音楽やアートになっていくと思います。勉強でも、部活でも、恋愛でも、今、目の前にあることに精いっぱい打ち込んでください。好きな音楽をたくさん聞いて、曲を作るのもいいと思います。たくさん失敗して、後悔した経験のすべてが、いつか、自分だけの音楽として花開く時が来るかもしれません」

取材協力

藤巻亮太

山梨県笛吹市出身。レミオロメンの一員としてメジャーデビューし、「3月9日」「粉雪」など数々のヒット曲を世に送り出す。2012年、ソロ活動を開始。2018年より、自身主催の野外音楽フェス「Mt.FUJIMAKI」を地元山梨で開催するなど、精力的に活動の幅を広げている。公式HP：http://www.fujimakiryota.com/

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