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アニメーターとしてデビューを飾った当初は、好きな絵を描かせてもらえるチャンスはほとんどなく、じっくり時間をかけて描くこともできません。では、新人時代はどんな点に気をつければよいのでしょうか。また、壁や問題にぶつかったときにどのようにして克服していけばよいかについても、ここでは考えていきます。
動画マンは、単眼的ではなく複眼的な視線をもとう
動作のポイントを押さえた原画と原画の間をつなぐ「動画」を描くことが「動画マン」の仕事にですが、会社や勤め先によっては、映像作品のおおもと(柱)になる全体のイラスト設計図=「絵コンテ」がないまま、動画を描く場合もあります。そうしたケースでは、自分が描いている動画がどのシーンに使われるのかわからない状態で描いていくことになります。そうすると、どうしてもルーチンワーク(繰り返し行う単調な仕事)に陥りがちです。さらに、そうした作業が長時間続くことによって、しだいに「指示されたカットの絵をなぞるだけ」「なんとなく仕上げておけばいいや」という気持ちで作業に向き合ってしまう恐れが出てきます。
こうした気持ちでの作業は、アニメーター自身はもちろん会社、作品にとってもいいことがないので、今自分が描いている絵がどんなシーンで使われるのかを自主的に考えていくことが大切です。そうした視点をもたなければただ時間が過ぎ去るだけで、下積みとしての積み重ねも無駄になりかねません。最悪の場合、ただの手の運動を繰り返すだけになってしまいます。
もし「ルーチンワークに陥ってしまっている」「ただの手の運動になっている」と感じたら、自分が描いている絵が作品のどのシーンで使われるかを周囲の人に積極的に聞いて、作品全体を把握するように努めましょう。動画マンの仕事は気をゆるめると硬直的な「単眼的」なものの見方に陥りがちなため、全体を見る「複眼的」な視野をもつためにも、自分が携わっている仕事の全体像を客観的に見ていく視点がとても重要です。
アニメーターにとって、どんなときにも必要な「ビジョン」
作品全体を客観的に見る視野をもち、あわせて演出的な感覚を養っていくことが「動画マン」としての理想の姿ですが、実際のところ最初の数年は自分に与えられた仕事をこなすことで精いっぱい…が正直なところかもしれません。でも、大好きなアニメの仕事に毎日携わっていると、しだいに机の上に置かれた1枚の原画や動画から、スタジオ全体、社内全体に視線を向けられるようになり、自分でも気づかないうちに、作品や組織全体を客観的に見る視野が養われるようになります。
そして、ある程度スキルを身につけたら「ビジョン(展望)」を意識するようにしましょう。当然ですが机の上だけ見ていても全体を見ることはできませんし、全体を見る力が養われるようになると「ビジョン」は自然と生まれくるもの。ここでいう「ビジョン」とは、例えば「原画マンになったらこんな仕事をしたい」「演出家や作画監督と打ち合せのときに、自分が考えた演出方法を提案してみよう」というもの。そして願いがかなって「原画マン」になれたあかつきには、また新たな「ビジョン」が生まれてくるはずです。
アニメーターの仕事はある意味単調な作業が続くため、仕事のつらさからドロップアウトしそうになるピンチに直面することもあるかもしれません。もし「動画マン」として下積みをするなかでつらい気持ちのウエイトが大きくなってしまったら、冷静に全体を見ながら自分の立場を客観的に判断していきましょう。自分の立ち位置を把握できれば無駄な時間を過ごすことなく、次のアクションを起こすこともできますし、心の軸になる「ビジョン」があれば、そのビジョンがつらい状況を脱出する大きなヒントになることだってあるのです。
1987年4月本橋秀之氏に師事してアニメーターになる。1999年8月マッドハウスに活動の拠点を置き「はじめの一歩」等の作品に携わる。2008年ごろからアニメーター新人支援にシフトする活動開始、現在に至る。
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