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仕事仲間と切磋琢磨しながら、互いに成長していくことはとても大切ですが、仕事以外の場でもアニメ好きの友達を多く作って、そうした人たちに自分が描いた作品を評価してもらうことが重要です。評価を得る機会が多ければ多いほど独りよがりにならず、客観的な視点がもてるようになるからです。
アニメについて語りあえる仲間をたくさん作ろう
最近では、ショートアニメを自主制作して大きな賞を受賞し、アニメーション作家として活躍する人も多くなってきていますし、iPadやコンピュータなどで誰もが簡単に短時間で動画を作れるようになってきたため、自主制作アニメが増えていくと予想されています。アニメは基本的に一人でも作れますが、一人の場合は行き詰まったときに道半ばで挫折する可能性もあるので、アニメーターを志す人は高校、専門学校、大学などでアニメ関連の部活やサークルに入って、語りあえる仲間をたくさん作っておきましょう。仲間とのコミュニケーションは仕事をするうえでの大切な情報源になるからです。
ここでは、何となくアニメ好きで、将来はアニメーターの道に進めたらいいな、と考えていたAさんが体験した実話をご紹介しましょう。
──ある日Aさんは、アニメサークルの友達に誘われて個人のアニメーターが経営するアニメ制作スタジオに見学にいきました。そのときスタジオで働いていた50歳くらいの人に「絵、描けるの?」とふいに質問されます。Aさんは「少しですが描いています」と、ためらいながらサークルで描きためたポートフォリオ(作品集)をカバンの中から取り出してその人に見せたところ、「描けるんだね。今ちょっと描いてみる?」と作業机に案内されます。その席で見よう見まねで指示されたものを描いたAさん。すると50歳くらいの人は笑顔でひとこと「明日から手伝ってよ」。
あとでわかったことですが、その50歳くらいの人は業界では著名なアニメーターだったそう。結果、Aさんはこの出会いが転機となり、次の日から見習いとしてスタジオで絵を描き始め、現在も劇場版アニメやゴールデンタイムのアニメ制作に携わるフリーランスのアニメーターとして活躍しています。
アニメーターの最大の敵は「独りよがり」
絵を描くことは得意だけど、アニメ好きの仲間がいない人の場合、自分が描いたものを人に見せる機会が少ないため、常に自己満足の絵を描きがちです。そうした人はアニメーターとしてデビューしたあとに「こんなはずじゃない」という高くて厚い壁に直面する可能性が高くなります。
こうしたミスマッチが起こらないよう、アニメーターを志す人は普段から仲間や第三者に、自分の描いたものを客観的に判断してもらう機会を作るようにしましょう。これはなぜかというと、絵を描くことに自信があるあまり、自由気ままに描くくせがつくことで、アニメーターの最大の敵である「独りよがり」に陥ってしまう恐れがあるからです。
新人アニメーターをはじめとした絵描きの皆さんが勘違いしやすい点は「自分に絵を描かせたら最高のものを描く」「自分は○○の作風が得意なので、○○テイストを描かせたら誰にも負けない」といった考え方です。こうした考え方や自信も、プロの視点から見ると「自分では最高の絵を描くと言っているけれど、時間がかかる」「誰にも負けないと言っているけれど、集中力がすぐに途切れてしまう」、あるいは「周囲のアドバイスに耳を傾けず、得意なものしか描かない」と評価されかねません。
動画マンや原画マンは自分の好きな絵を描いているわけではなく、作品を預かり、同じトーンで全体を見ながら作品に仕上げていく責任があります。場面ごとにメインキャラクターが違う動きをしていると作品に食い違いが生じてしまうため、そうした事態を避けるためにもきちんと指示に則って与えられた仕事を全うしなければいけません。
さらに、"激ウマ”と評価されるアニメーターは、拳銃、クルマ、飛行機などの愛好家が多いようです。そうしたアニメーターに自分が愛する「もの」を描かせたら、その場でササッと詳細な構造を描く優れた描写力をもっています。こうした"激ウマ”ぶりは、日頃から幅広い「こと」や「もの」に好奇心をもち、ひたすらスケッチすることで自分独自の世界観を高めてきた賜物といえます。理想のアニメーターは、自分なりのビジョンをもち、作品全体を客観的に眺め、演出的な感覚を養っている人。その反対が「独りよがり」な絵を描く人になりますので、アニメーターを目指す人は自分の絵を周囲に評価してもらう機会をたくさん作って、その評価をもとに自分の絵をみつめる客観的な眼力を養っておくことが大切です。
1987年4月本橋秀之氏に師事してアニメーターになる。1999年8月マッドハウスに活動の拠点を置き「はじめの一歩」等の作品に携わる。2008年ごろからアニメーター新人支援にシフトする活動開始、現在に至る。
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