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素早く情報を仕入れ、いち早く現場に駆けつけるジャーナリスト。たくさん取材や執筆をしていくなかで、読者から反応がもらえたり自分の言葉で表現するといった楽しいこともあれば、やはり大変なこともあるようです。ジャーナリストに聞いた、楽しいことや大変なことの例を紹介します。
時代の最先端を切り取り、自分の表現で伝えられること
ジャーナリストの仕事をしていて楽しいと思うのは、常に時代の空気を感じられること。時代の最先端を切り取って自分の表現でたくさんの人に伝えられることです。誰も知らなかったことを社会に提示できるのが、ジャーナリストの仕事の魅力です。
時には有名人に取材することもありますが、限られた時間の中で新しいことを引き出すために必死です。「有名人に会えてうれしい、自慢できる」と舞い上がることはあまりありません。
読者からの反応がもらえるとうれしい
インタビュー記事では「取材対象者の新しい一面を知ることができました」などの読者からの反応をいただけるとうれしいです。例えば、医療を担当していたときに、ある物質が特定の病気に効果的だという新しい発見が書かれた論文が発表され、すぐにとくダネとして記事を書きました。記事を出してすぐに、ニュースを見た女性からお礼を言われたことがありました。まだ研究段階ではありましたが、その女性の旦那さんが病気に苦しんでいたようで、希望を与えられたのだと思います。その時は「1つの記事で人の人生に影響を与えられるんだ」と感激しました。
事件関係者に話を聞くときに心を痛める場合も
ジャーナリストは、楽しいことやうれしいことばかりではありません。事故や事件で行方不明になってしまった人や亡くなってしまった方がいる場合、親族の家に写真をもらいに行ったり、話を聞いたりしに行く場合があります。親族の気持ちを考えると苦しいですが、ジャーナリストとしていち早く報道する必要があるのです。
被害者の生死もわからなかったりとただでさえ大変な状況のなか、親族から話を聞き出さなくてはならないのは精神的にも苦しかったし、なかなか相手にされないこともあって難しかったです。
しかし最近はメディア取材への世間の見方が変わってきて、そういった取材はなるべくしないようにという傾向に変わりつつあります。
阪 清和(さか きよかず)
共同通信社で30年近く記者活動後、2013年に独立。フリーランスのエンタメ批評家・インタビュアー・ライター・MCとして映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画の各分野に関する批評やニュース、レポート記事、コラム、エッセイなどをブログ「SEVEN HEARTS」や各種メディアで執筆・ナビゲートしている。