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ジャーナリストになるために、資格は必要ありません。なるための試験などもありませんが、メディアの入社試験にパスすることが、新聞記者や雑誌記者、放送記者への第一歩になります。
ジャーナリストは人に会って話を聞いたり、自分の考えを伝えたりすることが多い仕事です。取材では初対面の人から、さまざまな話を聞き出さなければならないこともあります。コミュニケーション関係の資格や検定などで、コミュニケーション能力を磨いておくのも良いでしょう。
また、文章を書くことが仕事の中でもかなりの量を占めるため、文章に関する資格や検定を受けてみるのもよいかもしれません。さらに、自分でブログを書いたり、関連する課外活動をしたりして、実践で能力を磨くことも大切なことになります。
もちろん、高い教養や知識を身につける努力もかかせません。語学力もあるに越したことはないといわれています。
入社試験は筆記・小論文
メディア企業への就職はかなりの狭き門で、新入社員の選考となる入社試験も難しいことで知られています。
ある大手新聞社の記者採用を例にとれば、書類選考に通った学生に対して、入社試験を実施します。試験は筆記と小論文で、その合格者には面接が行われ、合格すれば採用となります。
筆記試験は、時事常識問題(現代社会、歴史、地理、数学など)と英語問題があり、合わせて100問ほどです。小論文は毎回テーマが与えられ、テーマの理解力や文章力が見られます。そのほかの新聞社や通信社、放送局、出版社などでも、入社試験に筆記試験と小論文を行うところが一般的です。特に新聞社や放送局などは筆記試験において時事問題からの出題が多いため、しっかりと準備をしたほうが良いでしょう。
コミュニケーション能力と文章力
ジャーナリストは、多くの人と出会い、やり取りをする仕事です。特に取材では初対面の人やあまり話が得意でない人ともコミュニケーションをとって話を聞き出す必要があるため、コミュニケーション能力は必須です。
コミュニケーション能力を測る検定には、特定非営利活動法人実務能力認定機構が実施するコミュケーション検定があります。上級・初級があり、上級に合格すると、場面に応じて言葉以外でもコミュニケーションできる、社会活動の場面で自分の考えを効果的に発信することができる、といった能力があると認定されます。
また、ジャーナリストは文章を書くのも仕事。自身の考えや調査の結果をわかりやすく、的確な言葉で文章にして伝える必要があります。そのため、文章力に関する資格や検定を受けてみるのも良いでしょう。
主な検定としては、公益財団法人漢字能力検定協会が実施する、文章読解・作成能力検定があり、2~4級のレベルが用意されています。2級では、社会人として求められる文章を作成できるための、総合的な読解力と文章作成力が求められます。