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海外の支局員などとしてジャーナリストも海外で活躍できる仕事です。海外支局は世界中の30~100カ所にあるので、さまざまな国で活躍できる可能性があります。将来海外でジャーナリストとして働きたいのであれば語学の習得をしておくといいでしょう。ジャーナリストに聞いた、海外での活躍について紹介します。
海外支局員として活躍
海外でジャーナリストとして活躍できる可能性も十分あります。新聞社や通信社には、世界中の30~100カ所にある支局などに支局員として常駐する記者が所属する「外信部」という部署があります。外信部希望であっても、新聞社であれば入社してすぐは日本の地方支社で10年ほど修行する必要がありますが、そのあと本社の外信部に配属される可能性があります。
そのためにも自分が活躍したい地域の語学を勉強しておくのは大事です。例えばペルシャ語など、あまり習得している人がいない言語が堪能であれば、10年経たずとも3年など早めに外信部に配属される可能性も考えられます。
私の同僚でも世界の支局で活躍している人がもちろんいますよ。外信部と海外の地方局を行ったり来たりしています。また外信部でなくても、経済部からロンドンやニューヨーク、政治部からワシントン、北京などに派遣される場合もあります。テレビ局の場合は入社3年めなど、新聞社に比べて早めに海外の支局に派遣される傾向にあります。ただテレビ局の場合は新聞に比べて地方局の数が少ないです。ロンドン、パリ、ニューヨーク、北京、バンコク、ワシントン、シドニーなどの主要都市のみのようです。
語学、住む拠点、専門分野があれば海外で独立も不可能ではない
いきなりフリーランスになって海外で活躍することは厳しいでしょう。海外に定住できる何かしらの伝手や方法があれば良いのですが、住む拠点を探すことが難しいかもしれません。しかし語学、住む拠点、専門分野の3つがそろっていれば、海外でフリーランスのジャーナリストとして活躍できる可能性はあります。例として過去にスポーツ新聞のロサンゼルス支社の方がそのままロサンゼルスに残り、映画専門記者として独立するケースはありました。
海外でジャーナリズムを学んで現地採用
海外メディアでは一人のジャーナリストが長く勤めるので、なかなか現地採用の枠がないことが考えられます。どうしても海外でジャーナリストになりたい場合は、まず海外で何かしらの職につきながら生活の基礎を作ってから専門分野を作り、ジャーナリストになる方法もあるでしょう。ほかには高校卒業後、もしくは日本の大学を卒業してからアメリカなどの海外の大学に進学してジャーナリズムを学ぶのも良いでしょう。アメリカの大学では研究だけでなく取材など実践的なことも学べるそうなので、ジャーナリストとして認めてもらえる可能性が上がり、そのまま即戦力としてどこかのメディアに入ることもできるかもしれません。
阪 清和(さか きよかず)
共同通信社で30年近く記者活動後、2013年に独立。フリーランスのエンタメ批評家・インタビュアー・ライター・MCとして映画・演劇・ドラマ・音楽・漫画の各分野に関する批評やニュース、レポート記事、コラム、エッセイなどをブログ「SEVEN HEARTS」や各種メディアで執筆・ナビゲートしている。