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ライターになるには

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ライターの働き方は、「編集プロダクションなどの組織に所属し、ライター職として働く」「組織に属さず、フリーランスのライターとして働く」と大きく2つに分類できます。
フリーランスのライターとして働くにはそれなりの実績や業界とのパイプが必要になるため、新卒でライターを目指す場合は「ライター職を募集している会社に入社すること」がひとつの方法になります。
ライター職を募集する会社は、編集プロダクションや制作会社がメイン。ただし、新卒採用を行っているところもあれば、経験者を対象にした中途採用しか行わないところもあるなど、採用スタイルは会社によってさまざまです。
学歴不問という会社もありますが、「4年制大学の卒業者(見込者)」など条件を設定している会社もありますので、チャンスを広げるためには、高校卒業後に大学進学をするのがベターだと言えます。

編集プロダクション、制作会社に入社する

出版社から本や雑誌記事の制作を委託されたり、自社で雑誌やフリーペーパーを発行していたりする編集プロダクションのほか、親会社や企業から依頼を受けて紙やWebの制作物を作る制作会社では、取材・ライティングを専門に行う“ライター職”を募集していることがあります。
実力と実績がものを言い、即戦力が期待されるライターの世界では“経験者”が優遇されるケースが少なくはないものの、“未経験者”を新卒採用している会社も無いわけではありません。
未経験者の場合は、まずは先輩ライターのアシスタントをしながらライター業務に必要なノウハウを学んでいくことになります。入社試験では一般常識や教養のほか、ライティングのセンス(語彙力、理解力、正しい文法、情報をまとめる力など)を判断するためのテストがあることもあります。
ライターは豊富な知識や経験、旺盛な好奇心が仕事に生かされる職種でもあるため、「趣味や特技は?」「学生時代に熱中したことは?」「マイブームは何か?」「好きな有名人は?」など、面接の場で自身の嗜好や興味・関心について語ってほしいと言われることもあります。

フリーランスのライターになる

組織に属さず個人事業主として働く人が多いのも、ライターという職種の大きな特徴です。働く場所や時間に縛られずに仕事ができるという特性のほか、「自分が興味のあるジャンルを追求したい」「もっと稼ぎたい」などの理由から、自分で仕事を選べるフリーの立場を選ぶ人もいるようです。
ライターは特に資格や免許が必要な職種ではありませんので、「私はフリーライターです」と名乗れば、いつでも誰でもなること自体は可能です。極端な話、高校卒業の翌日にフリーライターとしてデビューすることだって不可能ではありません。
ただし、実績のないライターに仕事を依頼する人がいるかと言ったら、特定の分野の専門知識があるなど、よほどの理由がない限り難しいでしょう。そのため、出版・編集業界で編集者やライターとしてのスキルを磨き、業界での信頼関係や評判を築いた後に、独立してフリーランスのライターになっているケースが多いようです。

取材協力・監修

高橋実帆子※2020年8月31日更新

フリーランスライター/エディター。1980年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、通信社記者を経て、2012年からフリーランスとして活動。女性向けWebメディアの編集長を経て、企業HPのコンテンツ制作、SNS運用支援などに携わる。経営者・役員インタビュー、社内報執筆、経済系書籍のライティング、日本文化に関する記事など執筆多数。

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