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大学を卒業したばかりの新人記者でも、大物政治家や有名な経営者に会うことができます。新聞記者の仕事は、それだけ影響力があるということです。だからこそ、楽しいこともあれば、大変なこともあります。ここでは、大手新聞社に勤める新聞記者のエピソードを紹介します。
朝練を廃止? 自分の記事が全国的な話題になり賛否両論を巻き起こした
自分の書いた記事が世間で話題になると、とても自信になりますし、記者としてのやりがいを感じます。
今でも覚えているのが、長野総局時代に書いた「長野県が部活動の朝練を廃止する」という記事です。長野県の教育委員会が、部活動の朝練を廃止しようとしていました。その情報をつかんだ私は、他社に先駆けて記事に。この問題はテレビでも取り上げられ、全国的な話題になったのです。
「朝練を廃止するなんておかしい」や「練習できなくなるのは嫌だ」、逆に「賛成!」など、賛否両論の意見が出ました。
問題を提起できたことにやりがいを感じたし、記事を読んだ人から「いい記事でした」とメールをいただくなど、その反響の大きさに驚いたことを覚えています。
記者として一人前になるための出費は、未来への投資
普段の私は、ノートパソコンや文房具を入れるカバンと、カメラを入れるカバンを持ち歩いています。カメラは入社した時に会社から支給されたものですが、それにあう望遠レンズ(遠くを写すことができるレンズ)は自分で購入しました。まだ新人のころだったので高い買い物でしたが、仕事にも役立つのでいい投資だったと思います。また「いい投資」といえば、取材先の人たちとの食事代。食事をしたりお酒を飲んだりすると、だんだんと仲良くなれます。取材先からは大変勉強になるお話を聞くことができるので、会食も未来への投資です。
記者は体力勝負
夜遅くまで仕事をして、朝はいつもどおり早く起きなければいけないときもあります。土日も取材に行くことがあるので疲れが溜まることも。
記者は体力勝負だとつくづく思います。ただし、嫌々ではなく「いい記事を書きたい」という気持ちで働いているので、辛いことではありません。
以前、ベトナム戦争後に国を脱出し、ボートピープルになって日本に住み着いたベトナム人を取材したことがあります。その人が、助けてくれた日本漁船の船長に会いたがっていることを伝える記事です。その際は毎週土曜日に取材をしましたが、自分が世の中に伝えたいことだから、休みがなくても辛くはありませんでした。
軽部 理人
1987年、神戸市生まれ。2009年、早大国際教養学部卒業後、朝日新聞社に入社。長野総局や国際報道部を経て、2019年から東京社会部で都庁を担当。趣味はサッカーとスノーボード。長野では雪山に通い詰めたが、最近はもっぱら運動不足が悩み。将来は、銃乱射事件が相次ぐアメリカでの銃規制問題を取材したい。
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