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絵本作家に求められる人物は?適性を知る

絵本作家に求められる人物は?適性を知る

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絵本を形作っているのは、良質な絵と文です。この両方があいまって相乗効果を発揮し、読者に愛される作品が生まれます。絵も文も、子どもの心を響かせ、興味をもたせる内容でないといけません。そのためには、絵も文もオリジナリティーが重要で、発想力や独創力が求められます。また、1冊の絵本の中で、スムーズにストーリーを展開させていくための全体の構成力や論理的な力、最後まで描き切る根気や粘り強さも必要です。

発想力・独創力

絵本の絵には、オリジナリティーが求められます。テーマに合った絵にするにはパステルカラーの柔らかな色調か、原色を使ったビビッドなものか。レトロなタッチにするか、モダンなタッチにするかなど色彩設計が欠かせません。また、登場するキャラクターの設定も重要で、自分の世界観を絵に落とし込むことが大切です。そこにオリジナリティーが生まれます。文にも他の絵本にはない独自の視点からの表現などが求められます。読者の心に響く絵と文にするには、豊かな発想力や独創力が必要です。

根気強さ

絵本の絵で大切なのは、最初から最後のページまで、すべての絵がオリジナルなタッチで統一して描き切れていることです。そうでないと、絵本作家の独自の世界観が表現できません。人物の顔しかオリジナルタッチで描けないのでは、絵本作家として失格です。建物も背景もすべて同じタッチで描けることが必要です。しかしそれは実際には、かなり難しいことです。あきらめずに、地道に最後まで描き切る根気強さ、我慢強さ、忍耐力が求められます。

視覚的な表現力

絵本の中心は絵なので、構図や色彩のバランスなど、確かな表現力が必要です。また、読者がどのような絵を求めているのかをキャッチする想像力や頭の柔軟性も必須の適性です。テーマに合った絵にするために、好奇心をもってそれまでの自分にはない画風に挑戦するチャレンジ精神も忘れてはなりません。

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