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まずデビューすることが絵本作家として活動していくための、大きな一歩となります。その後、さらに作家活動を続けていくと、どのような未来が待ち受けているのでしょうか。ヒット作を生み出すことが必要そうだと想像できますが、絵本作家のキャリアの可能性について見ていきましょう。
ヒット作を出すことでオファーが舞い込むように
絵本作家としてデビューすることがキャリアのスタート地点となりますが、まずは自身が手がけた作品で初版分が売り切れ、増刷がかかるような絵本を出すことを目指します。
そのステップをクリアしたら、次はヒット作を出すことが目標となってきます。どのくらいの部数を「ヒット作」というかは一概に言えませんが、定期的に増刷がかかるというのが、一つの目安になるかもしれません。
一般的に、絵本を制作・出版する際は、まず絵本作家側からラフを見せ、出版社の編集者に提案するところから始まります。ところが、一度でもヒット作を生み出すことができると、編集者の側から出版依頼が来ることもあるようです。
これは小説なども同じで、やはりヒット作を出すということが、安定して絵本作家を続けていくうえでは重要です。
今回、話を聞いた絵本作家のように編集プロダクションをはじめ、兼業で絵本作家としての活動を行っている人も多いようなので、専業を目指すうえでは、ヒット作を生み出すということが、デビューに続く大きなキャリアステップの一段階と言えそうです。
目指すのはいつまでも読み返してくれる絵本
絵本作家としての仕事を続けていく中で、ヒット作の次に目指すのは、「ロングセラー」作を生み出すことと、ある絵本作家は言います。
出版物にとってロングセラーであるかどうかはとても大きく、特に絵本の場合、例えば『ぐりとぐら』などは世代を超えて知られている有名作品で、書店ではいまだに平積みされていたり、目立つ場所に陳列されていたりするのを見かけたこともあるでしょう。
つまり、絵本は一度売れると長い間ランキング上位に入り続けられる可能性が高く、ロングセラーとなったことで海外翻訳されるといったケースも夢ではなくなり、そうなると絵本作家として専業で食べていくことは難しくなくなるそうです。
絵本作家として広く世間に知られた存在となるにはロングセラーを出すことが必要です。ただ、1冊でもヒット作を出すことができれば絵本業界では名前を知られた存在となるそうです。
ほかの職種のように明確なキャリアステップの目標を描きにくい部分もありますが、絵本作家に話を聞くと、やはり絵本作家として活動を続けられること、新作を出し続けられることが絵本作家として大事なことだと言えるようです。
自分にしかできない作品を作ること、子どもがよろこんでくれる絵本を作ること、子どもが何回でも読み直してくれるような絵本を作ることが、絵本作家として目指すべき一つのスタンスではないでしょうか。
取材協力先 加藤 志異
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