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ウェディングプランナーの必要な試験と資格は?

ウェディングプランナーの必要な試験と資格は?

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ウエディングプランナーとして働くために必要な国家資格はありませんが、ブライダル関係団体による民間資格がいくつもあります。それらを取得しておくと、仕事で生かせるばかりでなく、ウエディングプランナーの採用試験を受ける場合に、有利になることがあります。ウエディングプランナーの資格は、大きく分けると、海外の団体が認定している国際的な資格と、国内のブライダル関連団体が認定している国内資格とに分かれます。どの資格を取得するべきか、働きたい場所や今後のライフプランなども踏まえて検討するとよいでしょう。

ABC協会認定ブライダルプランナー検定

全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)は母体がアメリカのコネチカット州で、世界各地のブライダル業界で活躍する専門家で構成される団体です。ABC協会認定の検定として、「ブライダルプランナー検定1級」と「ブライダルプランナー検定2級」があります。受験資格はなく、誰でも試験を受けることが可能なため、学生や転職希望の方たちが多数受験しています。また、海外のウエディング事情や知識を学び、ワールドワイドなウエディングに対応できる資格のため、日本人カップルの海外挙式のプロデュースはもちろん、「海外のウエディング業界で働きたい!」という希望をもつ人におすすめです。

≪ブライダルプランナー検定2級≫
◆試験日:年2回
◆受験資格:特になし
◆出題方式:選択式/1問10点×25問=250点満点
◆出題内容:
◎日本における各挙式の基礎知識、衣裳・フラワー等 各関連業務の知識
◎欧米でのリハーサルウエディングからセレモニー、 レセプションまでの流れ
◎欧米のブライダルパーティー各人の役割や 欧米プランナーの業務の知識
◆合格基準:原則として正答率7割以上。ただし、問題の難易度などにより合格ラインは毎回変動
◆合格率:88.8%(2023年1月)※ブライダルプランナー検定事務局発表

≪ブライダルプランナー検定1級≫※2級を受験せず、1級からの受験も可
◆試験日:年2回
◆受験資格:特になし
◆出題方式:選択式/1問10点×23問=230点、記述式/1問40点×2問=80点、合計310点満点
◆出題内容:
◎コーディネート知識、見積り作成、打合せ等の プランニング能力
◎欧米ウエディングの流れや各人の役割、各宗教に 根付いた進行や慣習
◎業界で求められる人材像としての接客応対と 言葉遣い
◆合格基準:原則として正答率7割以上。ただし、問題の難易度などにより合格ラインは毎回変動
◆合格率:87.1%(2023年3月)※ブライダルプランナー検定事務局発表

「ブライダルプランナー検定1級」に合格すると、ABC協会認定の「アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格」を申請することができます。

日本ブライダル文化振興協会(BIA)認定資格

日本ブライダル文化振興協会(BIA)は、日本のブライダル業界では全国唯一の公的組織(経済産業大臣許可)です。結婚式が多様化している現代、同協会では有能なウエディングプランナーの育成を図るため、資格認定制度を設けています。日本のウエディングの歴史や基礎知識、最新事情を学び、日本での結婚式に精通したいという人はこちらの資格取得がおすすめです。

≪アシスタント・ブライダル・コーディネーター(ABC)検定≫
◆試験日:年1回
◆受験資格:BIA会員のホテル・観光系専攻専門学校、大学の2年次修了予定者
◆出題方式:マークシート問題/100問
◆出題内容:ブライダルを担当する者が心得ておくべき基礎的な実務知識習得の目標達成度を判定
◆合格基準:正答率7割以上
◆合格率:87.4%(2015年1月)※日本ブライダル文化振興協会(BIA)発表

「ABC検定」の合格者は、「BIAブライダル・コーディネーター(中級)養成講座」を受講する資格を得ることができます。

以上がウエディングプランナー資格としてはメジャーなものですが、そのほかにWBW「認定ウエディングスペシャリスト(CWS)資格」「IWPAJapan認定ウエディング資格」などがあります。

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