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翻訳家の気になる?年収・給料・収入

翻訳家の気になる?年収・給料・収入

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働き方によって異なりますが、企業に勤務した場合は、ほかの正社員に準じた給与体系になります。会社員と同じ扱いになるので、ボーナスや福利厚生などもあるところが多いでしょう。また、医療、物理、化学、金融などの専門分野がある場合は、特別手当がつく会社もあります。
一方、フリーランスの場合、収入は受注する仕事量によって大きく異なり、年収十数万円から1000万円を超える人まで幅があります。経験を積み、専門分野をもち、表現力などを磨くことで収入は増えることも期待できます。

企業で正社員として働く場合

企業に所属し正社員として働く場合は、一般的な会社員と同等の収入になります。ボーナスや福利厚生などもあり、勤続年数によって昇給がある会社も多いでしょう。また、専門分野の知識を有する場合は、特別手当が加算されることも期待できます。
ただし、翻訳家はフリーランスが大多数のため、翻訳家として企業に所属している人はごくわずかです。

フリーランスの場合

翻訳は、文字数×単価で収入が決まることが多いです。日本翻訳連盟によると、単価(クライアント企業の翻訳発注価格)の目安は、英文和訳が1ワード26~35円、和文英訳は1文字20~30円。専門性の高い医療・薬学、金融、経営管理・財務・契約書の翻訳ほど高くなります。フリーランスの場合は、仕事量やスキルによって収入は大きく異なり、専門性の高い分野を得意とする人などは1000万円以上の年収の人もいます。反対に、副業として携わっている人が多いのも現状です。

翻訳会社に登録する場合

トライアルの試験を受けて合格すると、翻訳会社から仕事を斡旋してもらうことができます。ただし、その会社を仲介して仕事がくるため、仲介料がかかり、通常の単価よりも安価な場合もあります。

文芸翻訳は印税収入も

書籍の場合、印税契約になることもあります。印税とは、出版物や楽曲CDなどの著作者に対して、その出版物などの売り上げに応じて出版社などから支払われる対価のこと。本の売れ行きが良くベストセラーになった場合、楽曲がヒットした場合には、数千万円~数億円の収入になることもあります。
印税率は出版社との関係や翻訳家のキャリアによって異なり、3~8%が一般的です。収入は、出版物の定価×印刷部数×印税率で計算され支払われます。

2024年8月更新

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