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通訳のキャリアパス

通訳のキャリアパス

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通訳と一口にいいますが、スポーツ、例えばサッカーの通訳と貿易会社の通訳では、求められるものが違います。簡単にいうと、英語が話せてもサッカーのルールを知らなければ、オフサイドだって説明できないというのを考えるとわかりやすいかもしれません。したがって、通訳としての技量を高めるためには、自分が得意とする専門分野を極めることで仕事を確実なものとすることができます。

専門分野を作る

なにからなにまで通訳するというのは、なかなかできるものではありません。観光には観光、貿易には貿易、スポーツにはスポーツ、音楽には音楽の専門通訳者がいます。自分はどんなことに興味があるかを探り、その分野の専門性を高め、より良く、より詳しく通訳できると仕事も、それに応じて増えてきます。
部活動で野球をやってきた人は、改めて野球のルールを勉強する必要はありませんから、まずは野球で使われる外国語を勉強すればいいということになります。もちろん野球の通訳ができるようになったら、次はサッカー、そしてバレーボール、柔道、レスリングと幅を広げて行くことも可能です。

インターネットで勉強、資格で実力をアピール

英語のスキルを上げるには、留学するのも一つの方法ですし、もっとお手軽にというのであれば身近にいるネイティブと交流するのもいいでしょう。
もちろん、日々の訓練も欠かせません。通訳の先輩たちは映画やTVなどを見て学んできたと話しますが、今の時代はインターネットやYouTubeで生きた英語と触れることができます。SNSでネイティブとつながれば、生きた英語を学んだり、添削などもしてもらえたりするチャンスもあります。とりわけインターネットは双方向コミュニケーションが可能ですから通訳に欠かせないアップデートな単語、言い回しを身につけられます。便利に利用したいところです。
また、専門性の高いHPなどの閲覧も大いに役立ちます。英語検定やTOEIC®などさまざまな団体が主催している資格試験に挑戦するのもいいでしょう。こうした試験の結果で自分の実力を数字で知ることができますし、同時に、自分の弱点や課題もみつかるものです。技能点や資格をもっていれば仕事で有利に働きます。

2024年8月更新

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