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国連スタッフの必要な試験と資格は?

国連スタッフの必要な試験と資格は?

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YPP(ヤング・プロフェッショナル・プログラム)は、要件を満たす学位と語学力があれば応募できます。年1回の試験を実施しており、書類審査、2回にわたる筆記試験、面接試験を経て合否が判断されます。空席公告やJPO(ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー)派遣制度に応募するには、修士号(大学院修士課程修了)以上の学歴が必要です。この要件を満たしても、語学力という高いハードルが残る人もいます。その場合は、海外の大学・大学院への留学まで含めて進路を考えるとよいでしょう。

YPP(ヤング・プロフェッショナル・プログラム)の試験

応募資格は、日本国籍を有する32歳以下(受験年の12月31日現在)の男女で、募集分野に関連する学士号(大学卒業)以上の学位を持ち、職務を遂行できるだけの英語またはフランス語の能力を持っていること。書類審査に合格すると、2部に分かれた筆記試験を受験します。一般筆記は、国際問題に関する知識と文書作成能力を問うもの。そして専門筆記では、希望する職種に関する根本的な知識と分析的思考力が問われます。筆記試験合格者は、希望職種の仕事に関する能力を審査する面接試験に進みます。これに合格すると、ポストを提示された職場に2年間勤務し、期間満了時に継続採用されるかどうかの審査を受けます。

国際連合公用語英語検定試験

国連での主要言語は英語とフランス語。国際舞台で活躍できる人材を育てるためにつくられたもので、英語力だけでなく、国連や国際問題についての知識も問われます。受験級レベルは、プロフェッショナルレベルの特A級とA級、スキルアップレベルのB~E級の6段階。A級と特A級はリーディングテストと作文で、これに合格すると面接試験があります。B級はリスニング・リーディングテストと作文、そしてC~E級はリスニングとリーディングテストが行われます。6段階のレベルのうち、A級以上は、国際会議などで自由に意思を伝えることができるコミュニケーションレベルを目標としています。

修士号以上の学歴

YPP(ヤング・プロフェッショナル・プログラム)は学士号(大学卒業)以上の学歴で応募できますが、空席公告やJPO(ジュニア・プロフェッサー・オフィサー)派遣制度に応募するには、修士号(大学院修士課程修了)以上の学歴が必要です。国連は育成の場ではないため、求めているのは常に即戦力です。このため、どの大学院を出たのかではなく、どんな知識を学んできたのかを重要視しています。政治や経済、法律、会計、行政、ITといった各分野で学んだ専門知識に2年以上の職務経験を加えることで、即戦力と判断できるからです。しかし、国内の大学院で学んでも語学力という課題が残る人もいます。その場合は、海外の大学・大学院への留学まで視野に入れるとよいでしょう。

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