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不動産鑑定士として活躍する人のカバンの中には、どのようなものが入っているのでしょうか。職業柄、必ず入っているものは何かあるのでしょうか。不動産鑑定士の仕事の内容がわからないと想像するのは難しいものがあります。ある不動産鑑定士のカバンの中身をのぞいてみましょう。
電卓は必須
電卓、都市計画図、パソコン、筆記用具、メジャー、物件の資料、セミナーの講師をする場合に使うスライドなどを日頃もち歩いています。
・電卓
…電卓は不動産鑑定士の持ち物として一番重要です。GT(グランドトータルメモリー)キーやメモリーキーつきのものが便利です。
・都市計画図
…これは東京都港区のものです。実査のために現地に行く場合や、該当する地域の街づくりについて検討するミーティングで利用します。また、新しい商業施設をチェックしに行った場合に周辺状況を確認したりするのにも使用しています。地図に書かれた用途がどんどん変わっていくことは、街並みが変化していくことでもあり、とても興味深いと感じています。
・パソコン
…重いので実査の際はもって行きませんが、出張の時などにはメールをチェックするのに必要なのでもって行きます。ちなみに、普段、不動産の鑑定をする場合は、ラップトップでは画面が小さくて使いづらいのでこのパソコンは使用しません。通常オフィスでは、デスクトップのパソコンを2台並べて使用しています。画面を立ち上げて、エクセルとワードをそれぞれ広げて鑑定の作業をしています。
・メジャー
…不明な箇所があった場合など、実査で実際に物件を測るために使用します。
・物件資料
…鑑定する物件の資料です。取引事例、図面、現地調整内容、登記簿の情報などさまざまな資料を物件ごとにファイルして利用しています。
・スライド
…セミナー講師をする際に利用します。
「そのほか、普段もち歩くものとしては、筆記具、携帯電話があります。社判(会社の印鑑)は必要な時だけもって行きます。地図については、以前は該当物件の周辺地図をもっていましたが、カバンが重くなるのと、最近はスマートフォンで細かいところまで見ることができるようになったため、もち歩いていません。
また、画像には写っていませんが、移りゆく街の様子を予測したマップ帳などに目を通して、将来の街づくりを考える参考にしています。土地の埋め立てや大規模な開発、新しい駅や道路などの誕生により、人々の暮らしはどんどん変わっていくので、実際に開発の様子を目にしてどのように変わっていくのかを想像します。
新しいレジャー施設やショッピングセンターなどの商業施設がオープンした場合は、個人的にも興味があり、自分の目で確かめたいので、タイムリーに現地に出向くようにしています。商業コンサルタントやアパレルのバイヤーなど店舗開発にかかわる人が来ているので、そこで店づくりの話を聞いたり、人を紹介してもらったりすることがあり、プライベートで行っても仕事に通じるものがあるからです。土地の利用は時代や求めるニーズによって変わることがよくわかります」
取材協力先 田代 務