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土地家屋調査士のズバリ!将来性は?

土地家屋調査士のズバリ!将来性は?

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土地の売買や建物の建造が活発な都市圏は、営業力を備えた土地家屋調査士にとって働きがいのあるエリアといえます。ただし競争も激しいため、その中で成果を挙げるには、さらなる努力が必要です。向上心のある土地家屋調査士は、「裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律(ADR法)」の制定を受けて、法務大臣の認可を受けたADR認定土地家屋調査士として境界問題を解決する技術を身につける、あるいは関連のある資格をプラスしてより高度なサービスを提供するといった努力を継続しています。顧客をあまり獲得できない場合は、公共嘱託登記土地家屋調査士協会に登録して、協会が受託した公共事業をサポートするという方法もあります。公共事業はさまざまな場所で行われているため、土地家屋調査士は常にニーズがあります。

常にニーズがある

土地の売買や建物の建造などが行われた時は、表題登記を行うことが法律で義務づけられているため、土地家屋調査士の仕事がなくなることはないでしょう。土地の売買や建物の建造は都市圏のほうが活発で、営業力に自信のある土地家屋調査士にとっては働きがいのあるエリアといえます。顧客をあまり獲得できない場合に頼りになるのが公共嘱託登記土地家屋調査士協会です。官公署が公共事業を行う際は公共嘱託登記が必要になり、膨大な仕事が発生します。同協会は、この公共嘱託登記を一括で受注する組織で、各都道府県にあります。会員登録すると、協会が受託した案件の規模に応じて仕事の配分を受けることができるため、土地家屋調査士にとっては常に仕事をもたらしてくれる大事な存在になっています。

境界線の紛争を解決する

土地の境界線などに関するトラブルが、紛争まで発展するケースがあります。こうした事情から平成16年(2004年)に「裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律(ADR法)」が制定され、公正な第三者が関与して、裁判になる前にトラブルを解決できるようになりました。全国の土地家屋調査士会は、この業務を受託できる団体として「境界問題解決センター」を設立。特別研修を受けて法務大臣の認可を受けたADR認定土地家屋調査士は、同センターに持ち込まれた案件を弁護士と共同受託し、問題解決にあたることができます。高齢化社会の進展に伴い、近年はこうした案件が増えており、土地家屋調査士の活躍の場が拡大しています。

他の資格を取得して強みにする

土地家屋調査士と関連のある資格を取得して、仕事の幅を広げる人もいます。例えば、土地家屋調査士に司法書士資格をプラスすると、不動産登記業務のすべてを取り扱うことができます。これにより資格を生かせる仕事が格段に増え、顧客はひとつの窓口で登記業務を完結できるため、双方にとってメリットがあります。顧客からの信頼を高めれば、さらなる年収アップにつなげることができるでしょう。

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