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クライアントの事務所や工場など、さまざまな出張の機会がある公認会計士。移動中にもち歩くものは、どのようなものなのでしょうか?
公認会計士は身軽
公認会計士は、通常業務である監査業務をクライアントの事務所で行うことがほとんどであり、取り扱う情報も機密情報が多いため、書類関係はクライアントに保管してもらうことから、もち歩くことはほとんどありません。
とくに、マネージャーといわれる管理職の立場になると、1日の間に複数のクライアントを回ることも多いことから、できるだけ荷物は少なくしておきたいという事情もあります。
ただし、文房具などのツール関係は、それぞれに使い慣れたものがあるため、カバンに入れてもち歩くことになります。
カバンの中には必要最低限のツール
ある公認会計士のカバンの中身
・電卓
公認会計士の仕事には欠かせないツールです。公認会計士試験の受験生の頃から同じものを使っている人もいれば、もち歩きやすく機能が充実した機種にアップデートしている人もいます。
・パソコン
監査に使用するパソコンです。なかには非常に大切な情報が詰まっているため、紛失しないように常に注意が必要です。事務所によっては、飲み会のときにはパソコンはもち歩かないというルールになっています。
・スマートフォン
事務所から支給されるスマートフォンを仕事に使っています。普段のメールチェックや、スケジュールの確認をいつでもできるため便利です。監査業務の状況によっては、書類やクライアントの工場の様子などをカメラで撮影し、参考情報として使っています。
・名刺
名刺は、頻繁に使うため必ずもち歩きます。監査のときには、主に財務担当の方に対応していただきますが、工場などで、現場の方ともお話をする機会があります。その時には名刺をお渡してご挨拶したうえで、お話しするようにしています。
・ノート
パソコンやスマートフォンでも代用できますが、メモを取るときにはノートが便利です。例えば、クライアントに確認しておきたいことを忘れないようにノートに書いておいて、監査当日に臨むという使い方をしています。
・仕事の参考となる資料
公認会計士は、常に知識をアップデートしておく必要があります。とくに気をつけておきたいのが、会計基準の改正。それまでに正しいとされていた基準が変わるわけですから、公認会計士としては確実に押さえておきたい情報です。現在は最新の会計基準をインターネットからプリントアウトできますので、移動中などに目を通しています。
また、日本公認会計士協会のホームページからダウンロードできる「監査提言集」には、公認会計士が指摘した企業の不正事例を知ることができ、監査業務の参考になります。
公認会計士になるには?
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会計システム4年制学科 卒
商学部 会計学科(※2009年4月より、現在の経営学部 経営学科に改組)卒
経営情報学部 総合経営学科グローバル経営情報コース
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