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税理士に会いに行こう

税理士に会いに行こう

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税理士に会いに行こう

税理士は全国に約7万7000名登録されていますが、身近に税理士がいないという人も少なくないでしょう。それでは、税理士と会うためにはどうすればよいのでしょうか?

税理士会を通じて租税教室の開催をお願いする

税理士の仕事の場は、事務所の中が基本です。ですから、税理士と会う場はそれほど多くありません。そこで、まず知っておきたいのが、「税理士会」という組織です。

税理士になると、必ず税理士会に登録することになります。その支部は全国にあり、税理士の紹介などをしています。もし税理士の仕事に興味があるのであれば、税理士会に相談してみると、税理士を誰か紹介してもらえるかもしれません。

さらに、税理士会では事業の一環として「租税教育」に取り組んでいます。租税教育とは、税金の役割やしくみなどの制度を知ってもらうために実施されている取り組みです。
例えば小中学生や高校生などを対象として、税理士にわかりやすく説明してもらう「租税教室」を行なってもらうこともあります。

ですから、もし学生であれば、学校の先生を通じて税理士会と調整し、税理士に租税教室を開いてもらうことを検討してみてもよいかもしれません。

一般人向けの税金セミナーに参加してみる

税理士によっては、一般の人を対象としたセミナーを実施している場合があります。
学生には少々難しく、なじみのないようなテーマかもしれませんが、
「確定申告のときの注意点」といった身近なものから、「国際的な税金」のような高度な内容までテーマもさまざまですので、興味のあるものを調べて参加してみるとよいでしょう。

講師をした税理士に質問してみることで、税理士の仕事について知ることもできるかもしれません。
ただし、セミナーには有料のものもありますので、参加する前に内容をしっかりと確認しておきましょう。

税理士に会うときのマナー

税理士に会うときに注意しておきたいのが、マナーです。ほかの職業と同じように、税理士にもさまざまなタイプの人がいます。人と接するのが好きで租税教育に熱心な人ばかりとは限りません。
2月から3月の確定申告の時期など、税理士が扱っている業務によっては、とても忙しくなる時期もあります。いきなり税理士事務所に飛び込むよりは、税理士会を通じて、人を紹介してもらったほうがよいでしょう。

また、税理士に連絡をするときには、
「税理士の仕事について知りたい」
「税金のことを教えてほしい」
など、理由を明確に伝えるようにしましょう。あらかじめインターネットなどで調べられることは、自分で調べておいた方が良いと思います。

どうしても、税理士と会うこと機会ができない場合には、テレビやラジオ、雑誌などのメディアを通して税理士の仕事について知るということもできます。

このように、普段の生活の中で税理士と会う機会はあまりありませんが、自分から会いに行くための方法はいくつかあります。
税理士の仕事について深く知りたい場合は、自分から飛び込んでみるといいでしょう。

取材協力・監修

髙橋昌也※2020年9月8日更新

税理士。東京地方税理士会川崎北支部所属。2007年に税理士登録。「小さなおしごとの支援」を掲げ、小規模事業者に特化して業務を展開。各種事業計画の策定や金融機関との交渉など、経営に関する幅広い分野について支援を実施。2013年には経営革新等支援機関の認定取得。税理士業務で学んだ知識や経験を生かし、文化・芸術活動の支援にも携わる。

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