全国のオススメの学校
-
名古屋商科大学総合政策学科世界に認められた実践的な学びで、「自分から発信できる」人材を育成します。私立大学/愛知
-
関西学院大学国際学部日本における「Top Global University」をめざす!私立大学/兵庫
-
九州大学共創学部国立大学/福岡
-
西南学院大学法学部「福岡から全国へ、世界へはばたく力を」。世界で活躍できる人材の育成を目指す私立大学/福岡
-
追手門学院大学国際学部2025年4月、「新校舎」開設&「理工学部」スタート!文理を備えた総合大学へ。私立大学/大阪
国際公務員になるには、国際機関職員の退職、転任など欠員が生じた場合に、各国際機関のWebサイトに「空席公告」が掲示され、これに応募するのが一般的です。さらに、日本の外務省が実施する「ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)派遣制度」や国連事務局が行う「ヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)」なども活用できます。
なお、国際公務員になるには、3つの高いハードルがあるといわれ、一つめは英語(もしくはフランス語)を自由に操れる高い語学力、二つめは専門領域に即した修士号以上の高い学歴、三つめは専門領域での実務経験です(※)。国際公務員は、即戦力として採用されるためにこうしたハードルがあり、国際公務員を目指す人は、これらを乗り越える努力が必要になります。(※)学歴の条件として、職務内容によっては「学士号以上」としている場合もありますが、修士号以上を応募条件としているものが一般的です。また、実務経験がなくても応募できる場合もありますが、採用されるのは実務経験者であるケースが一般的です。
「空席公告」への応募
各国際機関の各部署でポストを新設したり、職員の退職・転任などよって欠員が生じた場合、各機関のWebサイトで「空席公告」を掲示し、人員募集を行います。そこには、勤務する場所、仕事内容、役職、契約年数、求められる能力などが細かく記載されています。就きたいポストがあり、資格要件を満たしている場合には、オンラインで応募します。
こうした「空席公告」は外務省の「国際機関人事センター」のホームページでも、「空席情報一覧」として、主な国際機関の最新空席情報をまとめて掲載しています。
「空席公告」に応募するための要件は職務内容などにもよりますが、修士号以上の学歴をもち、公告された職務に関連する職歴と専門知識、英語またはフランス語の語学力が求められます。職歴は国際協力に携わる非政府組織(NGO)や非営利組織(NPO)での活動、民間企業勤務などさまざまあるようです。年齢制限は特になく、随時応募することができます。
JPO派遣制度を活用する
「ジュニア・プロフェッショナル・オフィサ-(JPO)派遣制度」は、日本の外務省が実施しているもので、国際機関で働く正規職員を志望する若手の日本人を対象に、派遣にかかわる経費を負担して、一定期間(原則2年間)、各国際機関へ職員として派遣する制度です。そして、派遣期間終了後には国際機関で正規ポストを獲得し、将来にわたって勤務していくために必要な知識・経験を積む機会を提供することを目的としたものです。2023年12月現在、国連関係機関で働く専門職以上の日本人職員961人中468人(49.0%)がJPO経験者で、派遣終了後、およそ7割の人が国際機関に正式採用されています。JPO派遣候補者選考試験(JPO試験)の応募条件は、年齢は35歳以下、学歴は修士号以上、専門領域にかかわる職歴2年以上、英語での職務遂行能力があることなどとなっています。
空席公告に応募する場合、一つの職務の募集に世界中から応募者が集まり、そのなかから最も適任とされる一人を選ぶという選考なので、世界中の応募者との競争になり、高倍率になっています。一方、JPO試験は日本人のみを対象にしているので、日本人同士での競争です。そうしたことから、空席公告への応募より、JPOは競争倍率が低くなっています(例年、6倍程度)。JPOの派遣先は、外務省が派遣の取り決めを結んでいる、国連事務局(UN)、国連児童基金(UNICEF)、国連教育科学文化機関(UNESCO)、世界保健機関(WHO)などの国際機関が対象です。
国連事務局のYPPを活用する
国連事務局が実施する「ヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)」は、国連事務局が、若手職員を採用するために行うプログラムです。年に1度試験(YPP試験)が行われ、試験に合格するとロスター(合格者名簿)に登録されます。さらに、ポストの空き状況に応じ、ロスターに登録されている人のなかから選考が行われるという流れです。そのため、YPP試験に合格すれば即、採用ということではありません。しかし、ポストとして採用されると、2年間の任期を勤めた後、勤務成績が優秀であれば、その後も雇用されます。
試験対象国は毎年変わりますが、日本は毎年、対象国となっています。
国連事務局のYPPの募集情報は国連事務局Webサイトに掲載されているほか、国連広報センターや外務省国際機関人事センターのホームページでも入手できます。日本国籍をもつ32歳以下、募集分野に関連する学士号(大学卒業)以上の学位、そして英語またはフランス語で職務を遂行できることが応募に必要な条件。国連事務局のYPPでは、職務経験は応募条件ではありませんが、求められているのは即戦力の人材ですので、各国の応募者数に応じて、募集分野に関連する職務経験が採用候補者のランクづけに使用される場合があります。
募集する職種は毎年異なるため、応募する際は注意が必要です。参考までに、2024年の募集対象分野は政務、人権、人道、人事・行政、マネジメント・分析、財務・予算となっています。
国連事務局以外の国際機関のYPPを活用する
国連事務局以外にも、独自に若手職員採用プログラム(YPP)を実施している国際機関があります。YPPを実施している主な国際機関には、経済協力開発)機構(OECD)、国連食糧農業機関(FAO)、アジア開発銀行(ADB)などがあります。応募資格は、各国際機関で異なりますが、国連事務局のYPPのものに準じているようです。詳しくは各国際機関のWebサイトで確認してみるとよいでしょう。
『空席公募』(外務省国際機関人事センター)
『国際機関等の空席情報ページ』(外務省国際機関人事センター)
『JPO派遣制度』(外務省国際機関人事センター)
『2024年度(令和6年度)JPO派遣候補者選考試験(JPO試験) 募集要項』(外務省国際機関人事センター)
『JPOの派遣先国際機関』(外務省国際機関人事センター)
『JPO派遣制度を通じた外務省の取組』(外務省 国際機関人事センター)
『国連事務局 ヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)』(外務省国際機関人事センター)
『国連 若手プロフェッショナルプログラム』(国連事務局)
『国連職員-YPP採用-』(国際連合広報センター)
『国際機関で働こう!』(外務省国際機関人事センター)
国際公務員になるには?
国際公務員の仕事について調べよう!
国際公務員の先輩・内定者に聞いてみよう

薬学部 医療薬学科 卒

総合英語科(公務員クラス)
国際公務員を育てる先生に聞いてみよう

法律行政2年制学科
国際公務員を目指す学生に聞いてみよう

ビジネスマネジメント学群

国際人文学部国際交流学科

グローバル・リベラルアーツ学部 グローバル・リベラルアーツ学科
関連する仕事・資格・学問もチェックしよう
関連する仕事のなる方法もチェックしよう
関連する記事
-
外交の最前線で働く! 世界各国にある「日本大使館」の仕事とは?
「外交官」と聞いて何を思い浮かべる? 「いろいろな国に駐在して活躍する」っていうイメージ? 実際、多くの外交官が海外で勤務し、ほとんどが「在外公館」と呼ばれるところに勤めている。 在外公館とは、日本が外国との外交を行う拠点になるところ。 大使館、総領事館、政府代表部の3種類があり、全 …
-
外国への支援=未来の日本のため!? 外交政策のエキスパートに聞くODA
テレビやSNSで毎日のように目にする“外交"という言葉。 どういう意味か、わかる? 簡単に言うと、「日本が国際社会の中で、他の国々とどういう関係を作っていくかを考えて実行する」ということ。 何だか大きなテーマなのはわかったけど、「実際、どんなことをしているの?」と素朴な疑問を感じている人も多 …
-
難民問題のために日本ができることは?支援策を考えるスペシャリストに聞く
ニュースをよく見る人なら、最近しばしば耳にする【難民】という言葉。 中東のシリア難民の問題など、みんなの中にも難民問題に興味をもっている人がいるのでは? そこでお話をうかがったのは、外務省の国際協力局の緊急・人道支援課の青柳雄(あおやぎ ゆう)さん。 難民支援の施策に携わるスペシャリ …
-
外務省の「国家一般職」ってどんな仕事?海外勤務もあるの?高校卒業後に入省した女性職員に聞く
「外務省の職員」というと、どんな人をイメージする? 「高学歴で、英語も堪能で…」というイメージをもっていたりするのでは? 逆に、そういう人でないと、外務省で働けないと思ってない? 今回は、「将来の夢はお菓子職人。勉強は嫌い!」という高校時代を過ごしながら、現在は外務省で一般職職員として活 …
-
世界のヒトとモノを『道』でつなぐ! 日本が進める『連結性』とは?
もうすぐ新学期が始まる! 夏休み気分がぬけなくて朝起きれない人も多いと思うけど、それでもなんとか、自転車を飛ばしたり、電車に乗れば間に合うって人も多いのでは? でも、ちょっと考えてみてほしい。学校までの距離をぜんぶ歩いて行かなければならないとしたら…? 世界に目を向けると、「道がない」「 …