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労働基準監督官に求められる人物は?適性を知る

労働基準監督官に求められる人物は?適性を知る

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労働基準監督官は、パワハラやサービス残業など不当な労働環境を法律に定められた労働条件に改善することが使命です。困った状態におかれた労働者の声を拾い上げて、事業者に適切な状態にすることの必要性を理解してもらうために地道に努力できる人、社会を良くしたいと願う正義感に満ち、労働者の力になりたいという人に向いた仕事です。

地道に問題に取り組む粘り強さ

労働関連の問題は、突発的な事故などを除けば表面化しにくいケースがほとんどです。そのためていねいな立ち入り検査や労働者からの聞き取りなど、正しい状況の把握と分析、正確な証拠を集めていく地道な努力が欠かせません。組織的な隠ぺいなどを見抜く洞察力も忍耐強く職務に取り組むことで経験値が養われていきます。

公正な判断力

労働基準監督官は、立ち入り検査などで当事者となる労働者と経営者側、それぞれの立場からの意見や説明を聞いて、問題の有無や実態を明確にして監督・指導をするのが仕事なので、人物や業種に対して先入観や偏見を持たない姿勢、常に冷静で公正な判断力が求められます。

日常的な外回り業務をこなす行動力

内勤のイメージが強い公務員ですが、労働基準監督官は企業や工場を訪問し、検査するのが仕事の中心なので、日常的な外回りを大変と思わない行動力が欠かせません。また、国家公務員の性格上、全国各地への転勤も定期的にあるので、フットワークの良さ、環境の変化への適応力も備えておきたい適性です。

不正を認めないという正義感

労働基準監督官は、法律に定められた労働者の権利を守るのが仕事です。正しいことが行われるために努力することは当然ですが、悪質な法律違反の場合、不正を犯した経営者を逮捕できるという、非常に重い権利をもった職業でもあります。常に正義の心をもって仕事に当たるのはもちろん、自分に対しても正しいことを行うという意識を失わないことが大切です。

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