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弁理士の1日のスケジュール

弁理士の1日のスケジュール

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弁理士は、特許事務所やメーカーの知的財産部門などを中心に働いていますが、個人事業主として自分で事務所を設立して働くことも可能です。どのような場所で活動するかによって1日の働き方やスケジュールの流れが変わります。今回は事務所に所属する弁理士の代表的な1日を見ていきます。

事務所に勤務する弁理士の1日

事務所に入社し弁理士として勤務する場合、どのようなタイムスケジュールになるのでしょうか。

7:30
起床

9:00
出社
弁理士は事務所に所属している人でも、基本的には裁量労働的な部分があることが一般的です。出社は普通の企業などと比べると遅めなケースが多いかもしれません。ただ遅く出社した場合は、その分、終業時間を遅くすることで調整します。

9:00~9:30
メールチェック
担当している案件は、日本国内だけではなく海外案件もあります。日本とは昼夜が逆転している国もありますので、夜の間に届いたメールなどの対応を終えてから仕事に取り掛かります。

9:30~12:30
書類作成、来客対応
特許の出願をする際は、競合他社が同じ内容を先に出願していないかを、まず調査します。侵害していないことが確認できたら願書や明細書を作成し、出願の準備に取り掛かります。デザインなどの意匠であれば、図面の手配も必要となります。

12:30~13:30
ランチ

13:30~18:00
書類作成、来客対応
来客がある場合、1時間ほど話を聞いて出願ができそうとなれば、調査に備えてスタッフに調査ファイルを作成してもらいます。

19:00~20:00
会食or勉強会
忙しいときは19時まで仕事をすることはありますが、終わった後は会食に出かけたり、弁理士会の勉強会に参加したりします。

21:30~23:00
帰宅、自由時間

24:00
就寝

弁理士会の仕事をする場合の1日

すべての弁理士が加入する日本弁理士会には、特許委員会や商標委員会といった複数の委員会が複数あります。委員会は希望することで入会でき、さまざまな業務に携わることになります。

7:30
起床

9:00
出社

9:00~9:30
メールチェック

10:00~12:00
委員会に出席
委員会に所属している場合、1カ月に2~3回ほど特許庁や弁理士会へ行きます。委員会では、例えば特許や商標の改正が検討されていた場合、学者ほか有識者と話し合い、実務家としての意見を述べたりします。

12:00~13:00
ランチ

13:30~17:00
委員会に出席
弁理士会では1年に1回、4月に向けて委員の募集が行われ、希望が通れば入ることができます。委員会に所属していると、業界の最新情報を早く入手できますので、仕事をするうえで有利な場合があります。

18:00~19:00
勉強会
委員会に入ってきた情報は、弁理士会の勉強会などを通じて会員にも共有することが原則です。

21:00~23:00
帰宅、自由時間

24:00
就寝

取材協力先 久門 保子

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