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弁理士に会いに行こう

弁理士に会いに行こう

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弁理士とコミュニケーションを取りたいと思ったら、どこに行けば会えるのでしょうか。企業で働く弁理士に会うのは少し難しいかもしれませんが、街中で見かけられる弁理士事務所を訪ねる、という方法は可能性がありそうです。弁理士と会うための方法をいくつか紹介していきます。

セミナーやイベントに参加する

弁理士会では、発明相談会などをはじめ数多くのイベントを開催していますので、そういった機会を利用すれば、弁理士に会えるチャンスが広がります。特に毎年7月1日は「弁理士の日」と定められていて、その日はいろいろなイベントを行っています。
ほとんどのイベントは誰でも参加できますし、子ども向けの催しもあったりするなど、弁理士に会うという目的以外にもイベントとして単純に楽しい内容のものがそろっているそうです。
なかには弁理士会のゆるキャラ「はっぴょん」が活躍する、知的財産について考えてみるようなイベントもあります。急に弁理士と個人的に話すのはちょっと…と感じるような人は、ライトなイベントに参加して弁理士という仕事に触れてみるのもいいかもしれません。
また、高校生や大学生などを対象に、自分たちで考え出した発明について応募する「パテントコンテスト/デザインパテントコンテスト」というものが実施されています。こちらは応募内容が優秀であれば、出願支援対象作品として表彰されて、実際に特許庁に出願を行い、特許権の取得までの手続を実体験することができます。

弁理士会に連絡して紹介してもらう

弁理士会には、各地域に支部があって発明相談というものを実施しており、見学可能なケースもあります。事前に問い合わせたうえで訪問すれば、タイミングしだいでは弁理士に話を聞くことができるかもしれません。
また、弁理士の日以外では、特許の出願などで関係性が深い「発明の日(4月18日)」という記念日もあり、弁理士の日と同じく、当日は各地でイベントが開催されています。そういった日に訪ねていくことで、弁理士に会うチャンスが生まれますし、特許庁の関係者の人が参加していることがありますので、弁理士についていろいろ話を聞いたりできる可能性もあります。
イベントやセミナーなどの特別な場ではなく、もう少し普段の弁理士としての仕事ぶりを見たいという要望であれば、日本弁理士会に連絡を取り、自分が住んでいる地域で働く弁理士を紹介してもらうのも一つの手段です。
話を聞いた弁理士によると、弁理士会を通して事前に連絡し、弁理士志望で話を聞きたいという想いを伝えておけば、会ってくれる可能性は高いとのこと。弁理士それぞれの人柄にもよるところは大きいですが、礼儀やマナーを守ったうえで、チャレンジしてみるのはいいかもしれません。

弁理士に会える機会は、想像しているよりは多そうです。まずは弁理士会のホームページをチェックすることからはじめて、自分に合った方法で会いに行くようにしましょう。

取材協力先 久門 保子

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