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司法書士のところへ依頼に来る人の中には、切実な悩みや想いをもって相談に訪れる人も多くいます。大変そうなイメージが強いですが、もちろん楽しいこともあるようです。司法書士として働く人の体験談をもとに、仕事をしながら感じる楽しいこと、大変なことについて見ていきましょう。
人生ドラマに触れることができ、感謝されること
司法書士は、法改正や時事動向の影響を受けやすい職業です。例えば、法律も毎年のように改正があるため、試験中に勉強した法律が今通用するのかといったら、そうではないケースが発生することもあるそうです。
そのため、常に最新の状況に対応できるよう、日頃から情報収集をしたり勉強したりしておく必要がある仕事と言えますが、そういった勉強が好きな人にしてみれば、とても楽しい仕事だと感じられると、話を聞いた司法書士は言います。
また、相続登記や会社設立といった法手続きのほか、借金にかかわる問題など、司法書士が仕事として扱う内容は、依頼人が自分自身では解決できないような人生レベルの大きな事案であるケースも数多くあります。
それに対して、司法書士として事態の解決や解消に全力をつくした結果、うまくいって依頼人から感謝の言葉をもらうことができたときは、仕事をしていて最もうれしく、またやりがいを感じられる瞬間であるそうです。
特に会社設立に関しては、設立の経緯や会社を立ち上げようとしている当人のバックグラウンドなど、司法書士のような仕事をしていないと普段は聞くことができない深いところまで聞けたりもします。
それは、言ってみれば誰かの「人生ドラマ」に触れることです。依頼人の話から刺激を受けたりすることがあり、そのことも仕事に対して充実感を得られる瞬間の一つだと、ある司法書士は言います。
自分の発言が相手に与える影響が大きいことが大変
司法書士という職種は、金融や不動産といった業者側と、依頼人であるお客さんとの間で、板挟みのようなポジションとなることが多くあります。必要に応じて書類を催促しているにもかかわらず、文句を言われてしまうと、気持ちがへこんでしまうこともあるそうです。
また、借金問題をはじめ、司法書士事務所を訪れる人たちは、追い詰められていたり、深刻な悩みを抱えていたりする人が大半です。
法律を駆使することで、困っている人たちを助けられる可能性がある反面、自分の発した何気ないひとことが、依頼人にとって希望にも絶望にも変わってしまう可能性があることもまた事実のようです。
そういった繊細な部分について、大変だと感じている司法書士は多いようです。
また、重い話を聞くことも多々ありますので、もちろん依頼人の話はまじめに聞くのが当然ですが、必要以上に感情移入などをしないことも大切なようです。メンタル的にタフなほうが仕事をしていくうえでは有利になるかもしれません。
ただ、人生の岐路になるような場面に関係し、その人を何かしらの形でサポートできる仕事ではありますので、やりがいを強く感じることができる仕事と言えるでしょう。
取材協力先 佐藤貴弘
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