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司法書士の気になる?年収・給料・収入

司法書士の気になる?年収・給料・収入

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資格試験に合格した後、司法書士事務所に就職した場合の収入は、公的機関などによる調査が行われていないためデータがありません。『司法書士白書2015年版』には、開業した司法書士のデータが記載されています。それによると、1000万円以上の売り上げ(経費などを引く前の数字)を得ている開業司法書士は、男性55.3%・女性31.9%。男性の半数以上は1000万円以上の売り上げを計上しています。そして売り上げが5000万円を超えるのは男性6.6%、女性2.2%とこちらはごく少数になります。

報酬は司法書士が定める

司法書士の報酬額は、司法書士と依頼者との契約により定められることになっており、基準というものがありません。このため日本司法書士連合会は、全国の司法書士を対象とするアンケートを2013年に実施して、案件ごとの報酬額の平均値を公表しました。それによると、土地や建物に関する所有権移転登記は3~8万円、会社設立登記は8~13万円、成年後見人に就任した場合の月額報酬は2.5~3.5万円、遺言書作成サポートは3~7万円となっています。簡裁訴訟代理等関係業務は、着手金+成功報酬となるため金額が大きくなります。例えば、60万円以下の金銭の支払いを求める少額訴訟で勝訴した場合は、着手金3~7万円+成功報酬4~7.5万円となり、合計で7~14.5万円の報酬を受け取ることができます。

高収入を得るために

司法書士の仕事は登記業務が最も多く、そのなかでも不動産登記が大半を占めます。不動産登記の報酬を着実に積み重ねるのも大事ですが、不動産売買が活発にならない限り大きく稼ぐことはできません。このため最近は得意分野、専門分野をもつ司法書士が増えています。例えば、簡裁訴訟代理等関係業務では、訴訟に勝訴すると成功報酬を受け取れるため、案件によっては報酬の合計額が10万円を超えるケースがあります。『司法書士白書2015年版』によると、男性6.6%・女性2.2%が5000万円以上の売り上げを計上しています。高収入を得るには、テレビやインターネットに広告を出稿して専門性をアピールしたり、自社のホームページで情報発信したりすることも大切です。

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