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司法書士試験に合格した後は、まず司法書士法によって義務づけられている研修を受けることになります。では研修を終えた後は、司法書士として1年目をどのように過ごしていくのでしょうか。ここでは代表的な1年目のパターンや、司法書士ならではの研修やできごとなどを紹介していきます。
資格の取得後1年めは半年間の講習を受ける
1年目の司法書士が受ける研修の時期については、都道府県や年度によって多少異なりますが、研修期間はおよそ半年ほどです。
研修しながら就職活動する人もいれば、資格試験の受験前にアルバイトをしていた司法書士事務所にそのまま就職する人、または一般企業の法務部門を目指す人など、就職先の決め方は人それぞれ違います。
司法書士として活動していくには、全国にある各司法書士会のいずれかに登録し、研修を受けてはじめて、司法書士の業務を行えるようになります。
研修は「中央研修」「ブロック研修」「配属研修(司法書士会研修)」と、大きく分けて3種類あります。試験に合格後、すぐ司法書士として仕事をしたい場合は、確実に研修を受けるようにしましょう。
ちなみに資格を取得しても、まだ司法書士として活動する予定がないような人は、合格年度の新人研修を受ける必要はありません。自分が資格を活用しはじめる年度のものを受ければ大丈夫です。
1年めから独立に向けて実務を学ぶ
研修が終わった後は、就職したところにもよりますが、有資格者ということですぐに案件を担当する場合もあります。
これには理由があって、話を聞いた司法書士によると、司法書士試験が実務と直結した試験制度となっているそうです。そのため、試験に合格した人であれば、その過程で培った知識によって、ある程度は実務対応が可能になるとのことです。
ここが弁護士や行政書士と大きく違うところと言えるかもしれません。
試験と実務が直結しているということもあってか、司法書士試験に合格後すぐに独立するという人も実際にはいます。ただ、実務経験に乏しい司法書士1年めでは、なかなか満足いくような仕事をすることは難しい面もあるようです。
やはり、どこかの司法書士事務所に就職をして実務経験を積むことが、その後のキャリアを築いていくうえでも、大きな比重を占めるといっても過言ではないかもしれません。
1年めは独立に向けて実務を学ぶ1年です。印鑑証明書を取ったり電話連絡をしたりしながら、「この場合はこういう書類が必要」という事例を学んでいきます。
仕事の進め方を覚え、自分なりのやり方を確立できたと感じたら、そこで初めて独立を意識するようです。自分の事務所を構えて1人の司法書士として活躍するか、それとも所属している事務所の中で仕事を続けていくのか、キャリアの選択をすることになります。
どのような働き方を選ぶにしろ、資格を使って仕事ができる司法書士の1年めは、一般的な企業の1年めの過ごし方とは、少し異なった流れになるようです。
取材協力先 佐藤貴弘
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