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検察官は法務省所属の検察庁という国の機関で働きます。検察庁には最高検察庁、高等検察庁、地方検察庁、区検察庁があり、高等検察庁は東京・大阪・名古屋・広島・福岡・仙台・札幌・高松の8カ所に、それぞれ高等裁判所に対応して設置されています。また、法務省をはじめとした行政機関や民間・外国の組織、国際機関に出向することもあり、さまざまな場所で活躍することができます。
多種多様な事件を学びながら働く職務の性質から、約2年ごとに転勤があります。
キャリアアップの流れ
新任検事はまず東京地検本庁で合同教育を受けた後、東京・大阪のいずれかの地検本庁で1年間勤務し、都市部の事件や裁判を通して基礎的な実務能力をここで身につけます。
その後、全国の地検本庁または大規模支部で2年間勤務し、ここで地方都市の多様な捜査や裁判を通して応用力を身につけます。次に東京・横浜・さいたま・千葉・大阪・京都・神戸・名古屋のいずれかの地検本庁で2年間、大都市の捜査や裁判を通して実務処理を習熟させます。この5年間で新任検事は中堅検事となり、三席検事や小規模支部長、地検次席検事や地検部長とさらなる昇格を目指していくことになります。
キャリアに応じた各種検事研修
検察官の仕事は専門性が高く、難解な印象を受けるかもしれませんが、いきなり複雑・重大な事件を担当するわけではありません。新任検事研修、任官後3年前後の検事一般研修、任官後7~10年の検事専門研修というキャリアに合わせた研修が実施されています。上司や先輩検事からアドバイスを受けながら知識・技能を上昇させることができます。
省庁・行政機関・国際機関等、さまざまな場所で働くことも
検察官は検察庁以外にも法務省をはじめとする省庁や、国際連合等の国際機関、行政機関、在外公館、民間企業、外国の組織などさまざまな場所で働きます。これは検察官の法律の専門家としての能力が、幅広い領域で求められるためです。多様な分野で働くことで、検察官としての能力を向上させることができます。