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刑務官の学校の選び方

刑務官の学校の選び方

全国のオススメの学校

刑務A・Bおよび刑務A・B(武道)の受験資格は17歳以上29歳未満の男女で、学力に関しては高校卒業程度と規定されています。このため、一次試験に関しては高校卒業時の学力で十分に合格できます。ちなみに2015年度の全受験者の一次試験合格率は41.9%です。それでも不安がある場合は、専門学校で基礎学力を身につけるという方法があります。国家公務員総合職試験から刑務官になるという道を選択する場合は、国家公務員を目指す人を対象にした専門学校で学ぶとよいでしょう。

専門学校で学んで刑務官を目指す

法律系の専門学校には、警察官コースや消防官コース、あるいはこの2つがひとつになった警察官・消防官コースが設置されており、これらのコースで刑務官になるための基礎的な知識を身につけることができます。学べる内容は、法学や政治・政策学のほか、経済学、社会学、教養学などで、年限には1年制と2年制があります。体力検査対策としてトレーニングルームを完備している学校もあるので、刑務A・B(武道)で合格を目指す人もチェックしてみるとよいでしょう。

国家公務員コースで学び刑務官になる

刑務官採用の一次試験では、公務員として必要な基礎的な能力(知能および知識)についての筆記試験が行われます。この試験の合格に万全を期したい場合は、専門学校の公務員コースなどで必要な知識を身につけるとよいでしょう。1年制コースが設置されるなど、学びやすい環境が整っています。
国家公務員総合職試験に合格して法務省職員から刑務官職を任命されるルートを選択する場合は、法律系の専門学校で学ぶとよいでしょう。こうした学校には、国家公務員コースが設定されており、教養学、法学、政治・政策学、総合政策学、経済学、社会学、国際関係学といった科目を幅広く学ぶことができます。国家公務員総合職試験はかなりの難関資格ですが、着任してすぐに幹部候補生扱いとなり、副看守長や看守部長などの高い階級からスタートするといった利点があります。

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