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消防士の1日のスケジュール

消防士の1日のスケジュール

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消防士の仕事ぶりといえば、思いつくのは消火活動でしょう。ただし、実際に消火に当たるのは、火災が発生した場合のみ。では、出動していない時間帯は何をしているのでしょう。基本的な1日の流れを紹介します。

情報の引継ぎや安全点検が市民の安全を守る

消防士は24時間の交代勤務が基本。24時間勤務したら24時間の休み、これを繰り返します。そのほかに、一般の人と同じく休日もあります。
 まず出勤すると、それまで勤務していた消防士との交代をおこないます。前の勤務時間中の出来事や申し送り事項を引き継ぎます。その後は、車両や装備品のチェックなどを行います。そのあとに当日の勤務する班でのミーティングを行い、その日にやらなくてはいけないことなどを確認します。その後は、トレーニングを行ったり、訓練をおこなったりして、出動へと備えます。

勤務の中には地域住民とかかわるものも

勤務の中には地域住民とかかわるものも

消防署の受け持っている地域(管区といいます)の見回りなどに出かけることも重要な仕事。ビルやテナントの防火設備が適切に設置されているかなどの確認や、消火活動時に重要となる消火栓の位置の確認なども行います。
また、防災訓練などを通して、住民に消火活動の方法や火災予防の重要性などを伝えるのも大切な仕事。これらのことを1日の仕事の中に組み込みながら勤務スケジュールを立てていきます。
消火活動で活躍するのは災害が起きている場面です。何よりも火災が起きないような予防意識を住民に持ってもらい、出動機会を減らしていくことも消防士の大事な仕事と言えます。

仮眠、休みの間も緊急時に備えて  

24時間の勤務ですので、仮眠も必要となります。夜、仮眠をとる際には、緊急出動に備えるため制服のままです。火災の発生等がなければ6時30分ごろに起床し、交代準備に入ります。
休日の行動はもちろん自由ですが、大規模災害などが発生した場合には緊急の出動が必要になる可能性もありますので、そのあたりを考えに入れて行動しているそうです。

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