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地方公務員が配属された先で新入社員として過ごす1年めはどのようなものでしょうか。所属先の規模の大きさにもよりますが、長い研修があるところは少なく、実務をこなしながら覚えていくことが多いようです。民間企業から転職したある地方公務員の最初の1年間の過ごし方について紹介しましょう。
実務をこなしながら仕事を覚え経験値を積んでいく
どの地方自治体も少ない人数で仕事をしているので、新人でも業務がどんどん割り振られます。1年めの場合、指導をしてくれる担当の先輩がつきますが、先輩も忙しいのであまり構ってくれません。ある地方公務員は民間企業からの転職で社会人経験があったせいか、特に研修などはなかったといいます。市役所で働く人数に余裕があるわけではないため、研修をする人が実務から抜けてしまうと業務が回らなくなってしまい、来庁者に迷惑をかけてしまうことになります。そういう点では、規模や体制にもよりますが、どちらかというと民間の企業のほうが余裕のある指導体制を整えているかもしれません。
この地方公務員の場合は、配属後すぐに電話をとり、窓口で対応をしたので、まさに「習うより慣れろ」だったそうです。
来庁者が来たら新人からすすんで窓口に出る必要があります。応対については、社会人経験があったため動じずに対応できたとのことですが、業務内容はまだ詳しくわからなかったので、先輩に聞いて覚えていったそうです。
年下の先輩がいることになるので、当初はとまどったそうですが、業務での先輩には変わりがないので、先輩を敬うことを忘れずに少しずつ教えてもらったと話してくれました。
学校の勉強と仕事の進め方はまったく違う
児童扶養手当は国家の法律に基づいて支給されています。仕事を理解するためには法律を勉強しなければと思ったある地方公務員は、法律に関する書面をいろいろと読んだそうですが、まるで実務と結びつかなかったといいます。読み解くだけで時間がかかってしまい、まるで効率的ではないと感じたそうです。やはり、事例に基づいて調べる形をとらないと効率が悪いのだと気がつきました。
例えば、学校では教科書があって、順番に勉強をしていくカリキュラムになっているので、必要な公式や単語を暗記していけば答えを導き出すことができます。回答例を頭に叩きこんでいけば大学受験もなんとかなるかもしれません。ところが、仕事はそうではありません。実務とともに法律を組み合わせていかなければ、答えがみつからない、つまり、経験値が必要なのです。仕事では経験値がものをいうので、参考書や問題集はありませんし、ひたすら勉強するというやり方では通用しません。そのため、ある地方公務員は、仕事をしはじめた1年めは学校の勉強とは違う苦しさを感じたといいます。逆に、今の仕事に比べると勉強はすごく楽だったなぁとちょっと懐かしく思ったそうです。
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